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パイオニア、実売16,000円の内蔵型UHD BDドライブ。「PUREREAD 3+」搭載

 パイオニアは、Ultra HD Blu-rayの再生も可能なPC用の内蔵型BDドライブ「BDR-211JBK」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,000円前後。販売元はエスティトレード。

UHD BD対応の内蔵型BDドライブ「BDR-211JBK」

 4K解像度(3,840×2,160ドット)のUltra HD Blu-ray再生に対応したBDドライブ。インターフェイスはSerial ATA Revision 3.0。UHD BD再生ソフト「Power DVD 14」が付属する。

 UHD BD再生対応の内蔵型ドライブとしては、スタンダードモデル「BDR-S11J-BK」、同モデルをベースとしながら厳選パーツを投入したオーディオ仕様の上位モデル「BDR-S11J-X」がラインナップされている。これらのモデルは音楽CDの高音質再生機能「PureRead 4+」を採用、データ補間の発生頻度を抑え、ローディング動作や静音設定を最適化する機能を備えているが、今回の「BDR-211JBK」は「PUREREAD 3+(原音再生)」を搭載。ディスク表面の汚れや傷でデータが読み取れないときに、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行なう機能のみとなる。

 「PowerDVD 14」を使ったUHD BDの再生対応OSはWindows 10のみ。PCの推奨スペックは、Intelの第7世代Core i7/i5プロセッサ(KabyLake-S/H)とメモリ6GB以上。出力にはHDCP 2.2/HDMI 2.0a対応のGPUが必要で、ディスプレイ側もHDCP 2.2/HDMI 2.0a対応が必須。マザーボードはIntel SGX対応のintel 200シリーズなどに対応。再生確認用の自動判別ツールをパイオニアWebサイトで提供している。

 BD/DVDの記録再生にも対応。最大記録速度はBD-Rが16倍速(LTHは8倍速)、BD-R DLが14倍速、BD-R TLが8倍速、BD-R QLが6倍速、BD-RE(SL/DL/TL)が2倍速。DVD±Rは16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。

 動作ピーク時の電力消費量を抑える省電力モード「PEAK POWER REDUCER」や、不要な振動を抑える高剛性のハニカム構造の筐体を採用。ドライブの設定を行なう「パイオニア BD ドライブユーティリティ」も用意。高音質な環境音を集めたオリジナル音源集「Sound Material」も同梱する。

 「PowerDVD 14」以外のバンドルソフトは、オーサリングソフトの「PowerDirector 14」、「PowerProducer 5.5」、RAW現像「PhotoDirector 5 LE」、ライティングソフト「Power2Go 8」、「InstantBurn 5」、バックアップソフトの「PowerBackup 2.5」、画像/映像編集の「MediaShow 6」、ラベル作成の「LabelPrint 2.5」などを同梱する。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1/10。

 外形寸法は148×180×42.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は740g。