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OPPO、UHD BDプレーヤー「UDP-203」がDolby Vision方式のHDRに対応

 OPPO Digital Japanは9日、Ultra HD Blu-rayプレーヤー「UDP-203」の最新ファームウェアを提供開始し、HDR方式のDolby Visionに対応した。

OPPO Digital「UDP-203」

 Dolby Visionは、映像のダイナミックレンジを高め、コントラストや色表現力を向上するDolbyのHDR技術。Ultra HD Blu-ray(UHD BD)のHDR方式は「HDR10」が必須で、Dolby Visionはオプション。UHD BDプレーヤーにおけるDolby Vision対応は、UDP-203が初となり、対応コンテンツと対応ディスプレイとの組み合わせで、Dolby VisionによるHDR映像を楽しめる。

 なお、Dolby Vision対応テレビはLGが発売済みで、ソニーも今後の対応を表明している。またUHD BDタイトルは、6月21日に「怪盗グルーの月泥棒」と「怪盗グルーのミニオン危機一発」が、NBCユニバーサル・エンターテイメントから発売予定。

 その他のアップデート内容は以下の通り。

・4K解像度での出力時にシャープネスを調整する機能を追加
・A/V分離出力機能を利用した際のHDMIオーディオ出力の安定性を向上
・HDMI入力の色深度情報の表示項目を24bit/30bit/36bitから8bit/10bit/12bitに変更
・全般的なUHD BDディスクその他のディスクの再生互換性を向上

 UDP-203は、Ultra HD Blu-rayのほか、BD/DVD/SACD/CDなども再生できるプレーヤー。HDMI入力やネットワークオーディオ機能も備えており、直販価格は85,000円。なお、高音質化した上位モデル「UDP-205」の発売も予告しており、UDP-205もDolby Visionに対応する。