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FUNAI、UHD BD/1TB HDDで約49,800円のBDレコーダ。AI録画6機種

 船井電機は、ヤマダ電機グループで独占販売しているFUNAIブランドの新製品として、Blu-rayレコーダ6機種を7月14日に発売。店頭予想価格は、4K Ultra HD Blu-rayの再生にも対応したUTシリーズの2TB HDD「FBR-UT2000」が55,800円前後、1TBの「FBR-UT1000」が49,800円前後。チューナはいずれも3波トリプル。

UTシリーズの2TB HDD「FBR-UT2000」

 UHD BD再生非対応のモデルは、3波トリプルチューナで2TBの「FBR-HT2010」が49,800円前後、1TBの「FBR-HT1010」が39,800円前後、3波ダブルチューナで1TBの「FBR-HW1010」が35,800円前後、500GBの「FBR-HW510」が31,800円前後。

UHD BD再生対応のUTシリーズ2機種

 どちらのモデルも、UHD BDの再生に対応。さらに、地上デジタル放送や、BDのHD映像を4K/60pにアップコンバートする機能も搭載。コマとコマの間の映像を補間し、秒間60コマの自然でなめらかな映像に変換できるという。なお、HDRの再生も可能だが、Dolby Visionには対応していない。

 さらに、4Kビデオカメラで撮影したMP4の4K動画ファイルを保存・再生する事も可能。画質調整機能も備え、ジャンルや好みに合わせて、スタンダード/ダイナミック/ナチュラル/ナイト/シネマ/アニメ/ドラマの7モードから選べる。ユーザー設定も3種類登録可能。

 音楽ファイルの再生も可能。192kHz/32bitまでのWAV、Apple Lossless、192kHz/24bitまでのFLAC、5.6MHzまでのDSDファイルが再生できる。

UTシリーズの1TB「FBR-UT1000」

最大8時間の「こだわりまるごと録画」

 UT/HTシリーズは、地上/BS/110度CSの3波デジタルチューナを、各3基搭載。HWシリーズは3波ダブルチューナを搭載。

HTシリーズ

 主なレコーダとしての機能は共通しており、録りたい番組を自動で録画してくれるという「AI録画」機能を用意。ユーザーがよく選ぶジャンルや番組名、繰り返し観る番組などをAIが分析、学習し、自動的に録画してくれる。

 時間帯を指定し、チャンネルをまるごと録画する「こだわりまるごと録画」機能も用意。搭載しているチューナを全てこだわりまるごと録画に割り当てられるほか、1日最大8時間の録画が可能。録画用HDDの容量が少なくなると、古い番組を上書きする。

 USB HDDの増設にも対応、SeeQVault対応HDDへの直接録画が可能で、まるごと録画の録画時間を増やす事も可能。録画番組のバックアップにも対応する。

 録画した番組は、自動的にカテゴリ別に分類して表示。まるごと録画した番組を番組表形式で一覧表示する事も可能。同時間帯に録画した番組を手軽に確認できる「まるごとザッピング」、自動消去されたくない番組を残しておける「一発保存」などの機能も用意。1.3倍、または1.6倍の「音声付き早見再生」も利用可能。

HWシリーズ

 録画した番組を外出先で再生できる「番組持ち出し」もサポートしており、無料アプリ「FUNAI Connect」を用意。Android端末では、SDカードへの番組持ち出しや、音声付き早見再生が可能。放送中の番組をスマホやタブレットに転送して視聴する「放送中の番組視聴」、スマホやタブレットからの「番組表」確認、「番組検索」、「どこでも予約」も利用できる。音声リモコン、音声検索にも対応する。

 UTシリーズは、IEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LAN機能とLAN端子を搭載。HT/HWシリーズは、IEEE 802.11a/b/g/nの無線LANで、HW510は無線LANは搭載していないが、LAN端子を備えている。

 接続端子は、UTシリーズがHDMI出力×2系統、光デジタル音声出力×1、SDカードスロットを装備。HTシリーズはアナログ映像入力×1、アナログ音声入力×1、HDMI出力×1、SDカードスロットを用意。HWシリーズは、HDMI出力×1を用意する。

 外形寸法は、UTシリーズが430×260×49mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量はFBR-UT2000が2.95kg、FBR-UT1000が2.75kg。HT/HWシリーズは、430×212×48mm(同)で共通。重量はFBR-HT2010が2.6kg、FBR-HT1010が2.4kg、FBR-HW1010が2.4kg、500GB「FBR-HW510」が2.1kg。