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ELAC、JET V搭載のVELA 400 LINEトップエンドスピーカー「FS 409」
2019年1月25日 09:00
ユキムは、独ELACブランドのスピーカー「VELA 400 LINE」の最上位モデル「VELA FS 409」を2月より発売する。ブラック・ハイグロス、ホワイト・ハイグロス、ウォルナット・ハイグロスの3種の仕上げを用意し、価格はブラックとホワイトがペアで98万円、ウォルナットがペアで105万円。
VELA 400 LINEは、ELAC独自のJET Vツイーターを搭載した新しい400シリーズ。フロント・バッフルをスラントさせ、時間軸の整合をはかったエンクロージャーをマウントしたアルミ・ダイキャスト製ベース部が特徴。'18年11月発売のブックシェルフ型「VELA BS 403」、フロアスタンディング型「VELA FS 407」、センタースピーカー「VELA CC401」に続き、シリーズの最上位モデル「VELA FS 409」をラインナップした。FS407/BS403に比べ、大型サイズの金属ベースにマウントされている。
ELACブランドのアイコンにもなっているJET Vツイーターを搭載。VELA用に新たに起こされたウェーブ・ガイドを装着し、理想的な放射特性を確保。従来モデルよりも、クロスオーバー周波数を下げ、JET Vの再生周波数帯域を広げているという。
150mm径ミッドレンジと、2基の180mm径ウーファーには、AS-XR(アルミ・サンドウィッチ・クリスタルライン)コーンを採用する。幾何学模様のパターンを振動板に施すことで、高い強度を実現。あわせて、エッジ部にあるラバー・サラウンドを拡大し、可動域の広いロングストローク・ボイスコイルのレスポンスと駆動性能を高めている。
VELA FS 409のミッドレンジは、「フラット・スパイダー・ダンパー」「スムース・ダンピング・ラバー・サラウンド」を開発し、剛性を確保するアルミ・ダイキャスト・フレーム、ネオジウム・マグネットの強力な磁気回路を採用したという。
ネットワーク部は、磁気歪みを抑制した大型空芯コイル装着のウーファー専用基板と、高品位パーツを採用したツイーター専用基板のセパレート構成。スピーカーターミナルは、バイワイヤリング接続にも対応する。
再生周波数特性は28Hz~50kHz。能率は89dBで、インピーダンスは4Ω。推奨のアンプパワーは40~450W/chとしており、定格入力は200W、最大入力は280W。外形寸法は276×332×1,307mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は32.1kg。