ニュース

風景映像や音楽を流せるデジタル窓「Atmoph Window 2」。音声操作対応

壁に設置して風景映像や音楽などを流せる、アトモフの“窓型スマートディスプレイ”「Atmoph Window 2」の先行予約受付が開始。クラウドファンディングのMakuakeで目標金額を超える約105万円が既に集まっている。Makuakeでの価格は1台39,800円(税込)から。一般発売時の価格は46,800円(同)。製品出荷は10月頃を予定している。

Atmoph Window 2

数量限定で1台36,800円(税込)になる割引のほか、外枠をカリモク製の木製フレームに変更できるコース、3台セット販売なども行なっている。

Atmoph Window 2は、27型/1,920×1,080ドットのディスプレイ(ノングレア)を、縦長の窓枠のようなフレームで囲った製品。壁やデスクに設置して無線LAN(5GHz/2.4GHz対応)でインターネットに接続し、アトモフが独自に4K撮影した1,000種類以上の風景コンテンツ(動画)を再生できる。また、国内3カ所のライブスポットから配信されるライブストリーミング映像も表示可能で、スポットは今後国内外へ拡大予定としている。

1,000種類以上の風景コンテンツを再生可能

スマートフォンや付属のリモコンで操作できる。自分で撮影した風景も表示可能。また、3台の表示を連携させる「パノラマ」機能が利用できる。なお、横向きでは使用できない。

画面全体が振動する出力10Wの振動スピーカーと、3W×2chのステレオスピーカーを内蔵。Spotifyの楽曲をストリーミング再生したり、Bluetooth接続したスマートフォンなどから好きな音楽を流せる。

時間や天気をチェックしたり、Googleカレンダーと同期してスケジュールを確認したり、Google HomeやAmazon Alexa対応のスマートスピーカーと連携して音声操作にも対応。IFTTT機能にも対応するなど、“窓型スマートディスプレイ”として訴求している。

“窓型スマートディスプレイ”のイメージ

ソニーのクリエイティブセンター出身のデザイナー・横関亮太氏がプロダクトデザインを担当。フレームのカラーはホワイト、ブラック、ペールブルー、サーモンピンク、フォレストグリーンの5色から選べる。また、カリモク製のウッドフレームも選べる。

カラーや木製など、多彩なフレームが選べる

オプションとして、外枠部に仕込めるカメラモジュールや、照明用のLEDモジュールを用意。カメラモジュールを組み込むと、センサーがAtmoph Window 2の前に立った人の顔が“どの角度から窓を見ているか”を認識し、風景映像が動くフェイストラッキング機能を利用できる。「窓の向こう側の景色が、よりリアルに立体的に見える」という。外出先から室内の様子を確認する機能も利用可能。

ACアダプターで動作し、消費電力は60W。ARMのクアッドコアCPU「Cortex-A53(1.9GHz)」とH.265対応のハードウェアデコーダー、メモリ2GBを搭載。ストレージは32GB。外形寸法は645×385×60mm(縦×横×厚さ)、重量は5.5kg。