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パナソニックUHD BDプレーヤー「UB9000」が4K録画BD対応。SDR変換改善も

パナソニックは、'18年12月に発売したUHD BDプレーヤー「DP-UB9000」のファームウェアアップデートを6月20日より開始する。新4K衛星放送の番組を記録したBD(4K録画BD)の再生に対応するほか、いくつかの機能改善が行なわれる。4K録画BDの再生に対応するUHD BDプレーヤーはUB9000が初めて。

パナソニックのUHD BDプレーヤー「DP-UB9000」

UB9000で再生できる4K録画BDの種類は、同社BDレコーダー「DIGA DMR-SUZ2060/SCZ2060」と同等だが、字幕表示には対応しない。MPEG-4 AAC音声を選択時には、HDMIから最大PCM 5.1chに対応する。「MMT/TLV」、および「MPEG-2 TS」記録された4K録画BDの再生が可能。

4K録画BDの再生対応に合わせ「HLG→SDR変換」の画質を改善。「従来は、暗部のガンマがやや浮き気味に見えたり、中輝度付近の色が多少濃く見える場合があったが、アップデートでより自然な色とコントラスト感が得られるようにした。特性はSUZ2060よりも改善されている」という。画質設定内の「ダイナミックレンジ変換調整」から微調整もできる。

CD再生時にリモコンの数字キーからダイレクト選局が可能になったほか、自動電源オフの無効化(「切」設定追加)が選択できるようになるという。そのほかにも、UHD BD/BDの再生互換性向上やネットワークサービスの動作安定性の改善なども行なわれる。

更新はネット経由でのソフトウェアダウンロード、または同社ホームページからファームウェアをダウンロードし、USBメモリーを使って行なう。