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Netflixアニメ「ULTRAMAN」シーズン2制作決定。神山&荒牧両監督がコメント
2019年6月12日 12:02
Netflixは、配信中のオリジナルアニメ「ULTRAMAN」のシーズン2の制作を決定。フランスで開催中の「アヌシー国際アニメーション映画祭」内のNetflixパネルで発表した。監督を務める神山健治氏と荒牧伸志氏がシーズン2決定の喜びを語った。
ウルトラマンが地球を去ったその後の世界を舞台に、鋼鉄の強化スーツを身に纏って戦う等身大のヒーロー・ULTRAMANを描いた同名コミックを3DCGアニメ化。「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山健治氏と、「APPLESEED」シリーズの荒牧伸志氏が監督を務めた。4月1日からNetflixで全世界独占配信中。
Netflixはアヌシー映画祭の中で、最新のオリジナルアニメを紹介する<スタジオ・フォーカス・セッション>パネルを開催。フランスでも高い人気を誇る神山氏と荒牧氏が登壇し、最新の3DCGアニメがどのように作られたか、モーションキャプチャーのメイキング映像を踏まえてプレゼンを行なった。そして「ULTRAMAN」のシーズン2が早くも制作決定したことをサプライズ発表。
両監督はシーズン2に意欲を見せ、「シーズン1が多くの人から支持されたと聞いて嬉しい。表現方法に縛られず面白いものを伝えていきたい」(神山氏)、「作っている我々が心底楽しめた作品にまた取り組めることを喜びたい。皆さんの期待を超えるものを作りたい」(荒牧氏)とコメントした。
「ULTRAMAN」シーズン2制作決定 監督コメント
表現方法に縛られず、面白い物語を伝えられると確信しました。シーズン2でもこの方法を突き詰めたいと思います。
シーズン2が決定して、このタイトルにまた取り組めることを今はシンプルに喜びたいと思います。
シーズン1を見ていただいた皆さんの期待を超える物を見せたいと思っています。
Netflixパネルではこのほか、既報の通り、2020年に全世界独占配信する3DCGアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」のキャラクターデザインを、ロシア人イラストレーターのイリヤ・クブシノブが担当すると発表し、主人公・草薙素子のイメージビジュアルを公開。
また、今後配信予定の「キャノン・バスターズ」や「YASUKE」、「エデン」まで、Netflixオリジナルアニメの制作最前線を披露し、国を超えてグローバルなアニメ制作を行なう、Netflixアニメの最前線をクリエイター陣がアピールした。