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Google「Pixel 4/4 XL」日本発売は10月24日。89,980円から

Googleは16日、最新スマートフォン「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」を日本国内で発表した。16日からGoogleストアで予約受付を開始、発売は10月24日から。ディスプレイサイズはPixel 4が5.7型、Pixel 4 XLが6.3型でどちらもOLED(有機EL)。アスペクト比は19:9。価格はPixel 4の64GBモデルが89,980円、128GBが103,950円、Pixel 4 XLの64GBが116,600円、128GBが128,700円。ソフトバンクからも発売する。おサイフケータイ機能にも対応。SIMはナノSIM×1、eSIMに対応する。

左から「Pixel 4 XL」「Pixel 4」

カラーバリエーションは、どちらのモデルもClearly White、Just Black、限定色のOh So Orangeを用意する。

「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」

カメラが進化。背面に望遠レンズを含む2つのカメラレンズを搭載。超解像ズームのソフトウェア処理を組み合わせ、離れた場所からでも画像の荒さを抑えた撮影ができるという。

「Pixel 4 XL」
背面カメラはデュアルレンズ
発表会場では、会場外にいるスケートボードを持ったモデルをズームで撮影。超解像技術も組み合わせ、ボードに書かれた文字もハッキリ認識できる事をアピールした

夜景モードは、夜空の星の撮影まで可能になり、「晴れた夜には天の川までも撮影できる」という。なお、この機能はPixel 3/3aのカメラアプリアップデートで、Pixel 4の夜景モードの品質に近い撮影が可能になる予定。

発表会場には夜景撮影コーナーも。従来の夜景モードより、発色が自然になった印象だ

HDR+にも対応。日没のポートレートなど、難しい状況下でも高品質な写真が撮影できるとする。影の明るさを微調整する「デュアル露出補正」が可能になり、「日没のポートレートなどの難しいショットを支援できる」という。HDR+撮影中のスマホディスプレイで、HDRのような表示を見ながら撮影できる「Live HDR+」機能も備えている。

「Pixel 4」

4K/30pまでの動画撮影にも対応する。Googleアシスタント機能も進化。より速く、もっと自然に日々のタスクをこなせるようになったという。一度に多くの事を同時処理する事も可能。ユーザーのリクエストを常にクラウドで処理しなくても、スマホ上でこれまで以上に多くの処理が可能になる。この新しいGoogleアシスタントは2020年春に提供開始予定。

「Motion Sense」というレーダーセンサー技術を使った新機能も搭載。スマホの周囲で何が起こっているかを把握できるもので、端末に手を伸ばしてフェイスアンロックを起動したり、端末のそばを離れた時に画面を自動的にOFFにする、手のジェスチャーだけで音楽の曲送りをする、手を振るだけでアラームをスヌーズしたり、タイマーを止めたり、着信音をサイレントにする事も可能。この機能は日本で2020年春に提供開始予定。

どちらのモデルも6GBのメモリを搭載。GoogleのカスタムビルドTitan Mセキュリティチップも含まれており、最も機密性の高いデータを保護するという。外形寸法と重量は、Pixel 4が147.1×68.8×8.2mm(縦×横×厚さ)で162g、Pixel 4 XLが160.4×75.1×8.2mm(同)で193g。