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ELAC、リング交換で音をコントロールするスピーカー「Concentro S 507」

ユキムは、ELACのスピーカー「Concentro S 507」を2月に発売する。価格は180万円(ペア)。カラーはブラックハイグロスとホワイトハイグロス。

「Concentro S 507」ブラックハイグロス

従来モデルFS 507 VX-JETの後継と位置付けた4ウェイ・バスレフ型スピーカー。製品名の通り、ELACが技術の粋を結集したコンチェントロ・シリーズの設計思想が反映されているという。

ELACのスピーカー・システム初採用のドライバーstepX-JETは、JET 5cツイーターと、アルミニウム振動版の50/130mm径ハイ・ミッドレンジ・ドライバーとの同軸構成。付属する3種類のDCR(指向性制御リング)を交換し、リスニングエリアの直接音と間接音をコントロールできる。ロー・ミッドレンジ・ドライバー径は180mm。

「Concentro S 507」ホワイトハイグロス

キャビネット側面に片側2基ずつ備えられた4基の150mm径ロングストローク・ウーファーは、Impluse Compensated Designで、機械的振動を制御し「余裕あるクリーンな低音再生を可能にしている」という。

同ブランドVELAシリーズ同様、キャビネット底面にダクトが設けられている。脚部はハイヒール・タイプのシルエットを演出。「ダウン・ファイヤリングは壁の影響を受けにくくセッティングの自由度を高めている」としている。

周波数帯域は24Hz~50kHz。クロスオーバー周波数は、120/400/2,600Hz。出力音圧レベルは88dB/2.83Vで、インピーダンスは4Ω。入力は240W(定格)/300W(最大)。

スパイク含む外形寸法は約270×380×1,220mm(幅×奥行き×高さ)。重量は37kg。