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ソニーPC TV Plus、バッファロー製「nasne」対応。番組分割や削除機能も
2021年3月24日 16:49
ソニーは24日、ネットワークレコーダー「nasne」などの録画/放送番組をPCで視聴できるソフト「PC TV Plus」をアップデートした。3月末より発売開始するバッファロー製「nasne」(型番:NS-N100)に対応したほか、東芝製レコーダーやREC-ON/テレキングなどからのチャプター情報を取得したり、録画番組の分割(アドバンスドパックのみ)が行なえるようになった。
最新アップデートVer.4.6では、バッファロー製「nasne」に対応。従来のSIE製nasneと同様に、宅外アクセスなどSIE製nasneでできたことは全てサポートしているという。
また編集系機能の拡充として、番組分割機能をアドバンスドパックに追加。
従来から提供する「カット機能」(ある番組の一部分をカットして保存・メディアに書き出す)に加え、新しい「分割機能」では、「位置を確認しながら2分割」「指定チャプターで2分割」「チャプター毎に全分割」「ファイルサイズ指定して全分割」という4種類の分割方法を用意。例えば、書き出すメディアの容量に合わせて一気に複数分割するといったことができるようになった。
チャプター機能も拡張し、IODATAの「REC-ON/テレキング」、auのセットトップボックス「STW2000」、東芝BDレコーダーからのチャプター情報取得に対応した。従来バージョンでパナソニックのディーガ、シャープBDレコーダー、IODATA「RECBOX」などに対応しており、「今回の対応をもって、チャプター付加機能を持つほぼ全ての録画機器に対応できた」とのこと。チャプター情報は、録画番組の再生だけでなく、番組の編集・書き出し時にも使用できるという。
また録画番組の削除についても、ソニー製以外の一部レコーダーでも利用できるようになった。同社担当は「PCアプリは、PCブラウズ性の高さやマウス・キーボードの使い勝手による管理のニーズがある。これまでもPCならではの使い勝手として、様々な番組検索手段を提供してきたが、今回削除機能を他の機器でも使えるようにしたことで“一覧性が高いPCで番組をブラウズ・検索し、番組を削除(管理)する”といった、PCアプリならではの使い勝手をソニー製機器以外のユーザーにも感じてほしい」としている。
PC TV Plusは、同一LAN内にあるnasneやBDレコーダーなどで受信した地上/BS/110度CSデジタル放送を、パソコンで視聴でき、番組のダビング/検索/再生も可能にする有料ソフト。価格は、PC1台用が3,300円。2台用が5,940円、3台用が7,920円。14日間の無償体験版も用意する。
「PC TV Plus アドバンスドパック」(2,200円/年)は、PC TV Plusの機能を拡張できる追加ソフトウェアで、「BD/DVDカット書き出し、BDプレイリスト書き出し」、「パソコンにダビングしたテレビ番組のホームネットワーク配信」、「SeeQVaultにダビングしたテレビ番組のメディア再生」、「SeeQVaultダビングしたテレビ番組のムーブバック」の4つの機能を利用できるようになる。