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AZLAのイヤーピース「SednaEarfit」に、フィット感の高めた「XELASTEC」

SednaEarfit XELASTEC

アユートは、AZLA(アズラ)の独KRAIBURG TPE製、熱可塑性エラストマー(TPE)素材採用の交換用イヤーピース「SednaEarfit XELASTEC(セドナイヤーフィット・セラステック)」を、6月26日に発売する。価格はオープンプライスで、サイズはSS/S/MS/M/ML/Lの6種類を用意。直販価格は、M/ML/Lの1ペア、MS/M/MLの1ペア、SS/S/MSの1ペアが、各2,980円(税込)。SS/S/MS/M/ML/Lの各サイズを2ペアまとめた製品は、各2,180円(税込)。

SS/S/MS/M/ML/Lサイズを用意

AZLAが考える最高の音を目指し、788人の外耳道を分析。サウンドクオリティとフィット感の両立を成し遂げたという「SednaEarfit」。新モデル「SednaEarfit XELASTEC」は、サウンドクオリティとフィット感を高いレベルで両立させることを目指したSednaEarfitに対して、「サウンドクオリティはそのままに特にフィット感の更なる向上を意図して開発された」という。

素材に、独KRAIBURG TPEが開発し、米FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けた、安全かつ高品質という熱可塑性エラストマーを採用。熱により変形しやすくなる素材の特性を活かし、イヤフォンを耳に装着した際に体温により傘部分の形状が軟化。「吸いつくような極上のフィット感が得られる」という。

耳にフィットするため、耳道の特定部分にかかる負担を軽減。長時間快適に使用できる。ウレタン系のフォーム素材より、耐久性も高いとする。

他のSednaEarfitシリーズはホーン形状だが、SednaEarfitTM XELASTECは独特のストレート形状を採用。他のSednaEarfitシリーズ同様に音の直進性を確保しつつ、イヤフォンが持つポテンシャルをより引き出すとする。サウンドは、「ダイナミックレンジの広い低域表現と自然でクリアなサウンド傾向になるのが特徴」とのこと。

断面

装着してみる

「フィット感の更なる向上を意図して開発された」というだけあり、手にした瞬間に柔らかさが違うのがわかる。そのまま温めているとさらに柔らかくなる。また、表面がペタペタと吸い付くような感覚なのも印象的だ。

耳穴に入れると、その柔らかさと固定力を発揮。イヤーピースが存在しなくなったような違和感の少なさで、非常に快適だ。サウンドもよりダイレクトに聴こえ、特に低域の純度がアップしたと感じた。