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LUMIX S/Gシリーズでライブ配信できるMac用ソフト。Webカメラ化も

パナソニックは、ミラーレスカメラ「LUMIX S/Gシリーズ」でライブストリーミング配信が可能になるソフトウェア「LUMIX Tether for streaming(Beta)」のMac OS版と、Webカメラのように動作させる「LUMIX Webcam Software」を順次公開する。

「LUMIX Tether for streaming (Beta)」は、既存のLUMIX Tether(Ver.1.7)をベースに、需要が拡大しているストリーミング配信用に改良したソフトウェア。6月8日に先行公開したWindows版に続いてMac版を追加公開する。

対象機種は、DC-G9、DC-GH5、DC-GH5S、DC-S1R、DC-S1、DC-S1H。対応OSは、OS X 10.11~10.14。10.15 Catalinaについては、動作確認中という。

通常版のLUMIX Tetherでは、対応のカメラとパソコンをUSBケーブルで接続し、LUMIX Tetherソフトウェアを起動することで、カメラのライブビュー映像や制御パネルなどをパソコンの画面に映し、リモートコントロールすることが可能だったが、新たにカメラのライブビュー映像のみを画面表示できる機能を追加。

追加されたLIVE VIEW modeをオンにすると、制御パネルやAF枠が非表示となり、カメラのライブビュー映像のみが表示されるようになる。ユーザーが使用するライブストリーミングソフトと組み合わせることで、パソコンの画面をキャプチャしてストリーミング配信する際に活用できるという。

ライブストリーミング配信の更なる機能強化として、LUMIXシリーズをパソコン上でWebカメラのように動作させるユーティリティソフトウェア「LUMIX Webcam Software」を9月末より順次公開する。対象カメラをUSBケーブルでPCとつなぐことでLUMIXをWeb会議などで使用できるようになる。

対応機種は、DC-G9、DC-GH5、DC-GH5S、DC-G100、DC-S1R、DC-S1、DC-S1H。

ソフトウェアの公開は、Windows用が9月末、Mac用が10月末を予定。なおDC-G100については、公開日程未定という。