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LGのwebOS搭載TVがクラウドゲーム「Stadia」対応。'21年後半

韓国LG Electronicsは現地時間の11日、webOSを搭載したテレビについて、Googleが提供しているクラウドゲームサービス「Stadia」へ2021年後半にも対応すると発表した。これにより、同社はwebOSでStadiaをサポートする最初のテレビメーカーになるという。

Stadiaは、Googleが2019年11月から提供を開始したストリーミング型のゲームサービス。LGのwebOS搭載テレビでは4K/HDRや60fps、5.1chサラウンドなどをサポートするといい、サービス対応後はStadia専用コントローラーを用意するだけで、サイバーパンク2077や、NBA 2K21、アサシンクリード:ヴァルハラ、ウォッチドッグス:レギオンといったタイトルを楽しめるようになる。

サービスへの対応は'21年後半の予定。Stadiaが提供されている地域向けに、LG Content Store内で専用アプリを配布する。ユーザーは好きなゲームタイトルを個別に購入できるほか、定額制のStadia Proに加入すれば、最大4K/HDR、60fpsでのプレイも可能になる。

LG Electronics Home EntertainmentのLee Sang-woo氏は「LGテレビのオーナーからは、ゲームに関する機能が重要な要素だと期待されており、今回LGのテレビでStadiaをサポートすることは、そういった顧客に対する決意表明だ」と述べている。

「Stadiaは、好きなゲームを遊ぶ方法を変化させた。そして我々はwebOSの拡張性を活かし、Stadiaへ早期に対応する」