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KEF、“音のブラックホール”搭載の新スピーカー「Rシリーズ」

新Rシリーズ

KEF Japanは、独自の吸音構造“MAT”を採用した新しいスピーカー「Rシリーズ」を発売した。フロア、ブックシェルフ、センター、イネーブルドの全7機種を用意。価格は、ブックシェルフ「R3 Meta」が363,000円(ペア)。基本仕上げは、ブラックグロス、ホワイトグロス、ウォールナットの3色。R7 Metaはチタニウムグロス・スペシャルエディション、R3 Metaはインディゴグロス・スペシャルエディションも今夏以降に用意する。

Rシリーズ・ラインナップ
フロア
・「R11 Meta」 902,000円(ペア)
・「R7 Meta」 657,800円(ペア)
・「R5 Meta」 547,800円(ペア)
ブックシェルフ
・「R3 Meta」 363,000円(ペア)
センター
・「R6 Meta」 308,000円(1台)
・「R2 Meta」 198,000円(1台)
イネーブルド/サラウンド
・「R8 Meta」 198,000円(ペア)

同社フラッグシップ「The Reference」で開発した最新技術「MAT(Metamaterial Absorption Technology)」を搭載した、新しいRシリーズ。

複雑な迷路のような構造を持つMATが、特定の周波数を効率的に吸音。チャンネルを組み合わせることにより、音響的な“ブラックホール”として機能し、ツイーター後方からのノイズを99%吸収。歪みを排除し、より純粋で自然な音響性能を提供できる特徴を持つ。

シリーズの全7機種には、MAT搭載の第12世代Uni-Qドライバーアレイを採用。独自のUni-Qがシングルポイントソースとして機能し、部屋中に音をより均等に拡散。限られたスイートスポットをなくし、「部屋のどこにいても、誰もが同じように自然で詳細なサウンドを体験し、楽しむことができる」とする。

さらに、新しいRシリーズではディテール表現と透明感をブラッシュアップ。共振を抑え、ディテールを向上させるためにアップグレードされたツイーター・ギャップ・ダンパーや、不要な振動を防いで更なる鮮明さを実現する柔軟なデカップリング・シャーシを採用。

またハイブリッド・アルミニウム・バス・ドライバーは、タイトで深みのある制御された低音を生み出し、強化されたクロスオーバー設計と微調整された信号経路により、純粋でクリーンなサウンドを実現。「これまで以上に鮮明で生き生きとしたものに生まれ変わった」としている。

R11 Meta

R11 Meta(ブラックグロス)

フロアスタンド「R11 Meta」は、3ウェイ・バスレフ構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF:125mm)と、165mmハイブリッド・アルミニウム・バスドライバー×4基構成。

クロスオーバー周波数は330Hz、2.5kHz。周波数帯域(-6dB)は、30Hz~50kHz。最大出力は113dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は90dB(2.83V/1m)。

ターミナル・台座込みの外形寸法は、311×384×1,296mm(幅×奥行き×高さ)。重量は36.5kg。

R7 Meta

R7 Meta(チタニウムグロス・スペシャルエディション)

フロアスタンド「R7 Meta」は、3ウェイ・バスレフ構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF:125mm)と、165mmハイブリッド・アルミニウム・バスドライバー×2基構成。

クロスオーバー周波数は400Hz、2.4kHz。周波数帯域(-6dB)は、33Hz~50kHz。最大出力は111dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は88dB(2.83V/1m)。

ターミナル・台座込みの外形寸法は、311×384×1,109mm(幅×奥行き×高さ)。重量は29.3kg。

R5 Meta

R5 Meta(ホワイトグロス)

フロアスタンド「R5 Meta」は、3ウェイ・バスレフ構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF:125mm)と、130mmハイブリッド・アルミニウム・バスドライバー×2基構成。

クロスオーバー周波数は400Hz、2.7kHz。周波数帯域(-6dB)は、38Hz~50kHz。最大出力は110dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は87dB(2.83V/1m)。

ターミナル・台座込みの外形寸法は、272×344×1,072mm(幅×奥行き×高さ)。重量は24.5kg。

R3 Meta

R3 Meta(インディゴグロス・スペシャルエディション)

ブックシェルフ「R3 Meta」は、3ウェイ・バスレフ構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF:125mm)と、165mmハイブリッド・アルミニウム・バスドライバー×1基構成。

クロスオーバー周波数は420Hz、2.3kHz。周波数帯域(-6dB)は、38Hz~50kHz。最大出力は110dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は87dB(2.83V/1m)。

ターミナル込みの外形寸法は、200×336×422mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12.4kg。

R6 Meta

R6 Meta(ウォールナット)

センター「R6 Meta」は、3ウェイ・密閉構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF:125mm)と、165mmハイブリッド・アルミニウム・バスドライバー×2基構成。

クロスオーバー周波数は500Hz、2.4kHz。周波数帯域(-6dB)は、55Hz~50kHz。最大出力は111dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は88dB(2.83V/1m)。

ターミナル込みの外形寸法は、625×339×200mm(幅×奥行き×高さ)。重量は17.8kg。

R2 Meta

R2 Meta(ホワイト)

センター「R2 Meta」は、3ウェイ・密閉構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF:125mm)と、130mmハイブリッド・アルミニウム・バスドライバー×2基構成。

クロスオーバー周波数は560Hz、2.5kHz。周波数帯域(-6dB)は、58Hz~50kHz。最大出力は110dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は87dB(2.83V/1m)。

ターミナル込みの外形寸法は、550×309×175mm(幅×奥行き×高さ)。重量は15.4kg。

R8 Meta

R8 Meta(ブラックグロス)

イネーブルド「R8 Meta」は、2ウェイ・密閉構造。ユニットは、MAT搭載Uni-Qドライバーアレイ(HF:25mm/MF+LF:130mm)を1基搭載。

クロスオーバー周波数は2.6kHz。周波数帯域(-6dB)は、88Hz~19.5kHz。最大出力は106dB。公称インピーダンスは4Ω(min.3.2Ω)で、感度は85dB(2.83V/1m)。

ターミナル込みの外形寸法は、175×259×174mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.5kg。

R Series – Performance Redefined
R Series - Now with Metamaterial Absorption Technology