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有明にシン・エヴァ「第3村」ミニチュア。ケンスケ「すごい、すごすぎる！」
2021年4月9日 12:07
SMALL WORLDSは、東京・有明にある1/80スケールのミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」に、公開中の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の制作で使用された「第3村ミニチュアセット(場面設定・画面構成検証用)」を、4月10日から9月20日までの期間限定で展示する。
(C)khara
第3村ミニチュアセットは、「シン・エヴァ」の劇中に登場する第3村のシーンを作り上げるために制作された1/45スケールのセット。幅約9m×奥行き約4mの巨大サイズで、第3村の中心部が木製のミニチュアセットで構築されている。
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映画制作スタッフは、映画の画面に最適なカメラアングルを探りながら、このミニチュアを撮影。その写真や映像をもとに、画コンテやプリヴィズを作成して、レイアウトを描いたといい、「臨場感や現実感のある舞台を生み出した、貴重なミニチュア」だという。
展示期間中は、自由に写真撮影が可能で、映画と同じアングルで撮影も可能。さらにSMALL WORLDSが持つ3D技術で劇中キャラクターの１/45フィギュアが制作され、映画の舞台の基となる箇所に設置されている。
またパーク内では、「エヴァンゲリオン 格納庫」エリアや「エヴァンゲリオン 第3新東京市」エリアといったエヴァンゲリオンの世界観を1/80の動くミニチュアの世界で展示されており、エヴァの出撃シーンなども観ることができる。
入場パスポート料金は、大人が当日2,700円、中人(中高生)が1,900円、小人(幼児・小学生)が1,500円。5月7日までの期間限定で、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」劇場用パンフレットを持参すると、大人、中人が1,000円、小人が500円に割引される。
そのほか、映画公開記念特典として、ヒューマンスケールのエヴァンゲリオンと写真が撮れるスポットやが用意されているほか、エヴァンゲリオン射出シーンをイメージしたドリンクホルダーも販売中。
ケンスケ役の岩永「ミニチュアを目にして映画を観ると第3村が変わる」
10日の公開に先駆け、9日にはマスコミ向けに第3村ミニチュアセットの先行公開が行なわれ、SMALL WORLDSの近藤正拡代表取締役社長や、エヴァンゲリオン版権管理を担当するグラウンドワークスの神村靖宏代表取締役、カラーの文化事業担当学芸員でアニメ特撮アーカイブ機構の事務局長も務める三好寛氏に加え、シリーズで相田ケンスケ役を務める声優・岩永哲哉氏が登場した。
カラーの三好氏によれば、第3村のミニチュアは2017年頃に完成し、映画制作に活用されたという。
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「1/450スケールのミニチュアモデルが完成したのは2017年の春頃と聞いています。そのあと、半年くらいかけて2017年の秋、10月頃に大きいほう(1/45スケール)が完成し、スタッフが作業に取り掛かりました」
ゲストとして登壇した岩永氏は、「ケンスケが着ているセーターは、(僕が着ている)このセーターをもとにカラーさんが描き下ろしたもの。手に持っているカメラも『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でケンスケが使っているものと同じ型番のものを借りてきました」と、ケンスケそのものの姿で登場した。
「ケンスケだったら、『すごい、すごすぎる！これが第3村のミニチュアか！』と言っていたと思います。実際に目にすると広いですね！想像を絶する大きさでミニチュアとは呼べないくらい」
「聞いたところによると、4m×9mの大きさらしくて。さっき計算してみたんですけど、うちのマンションより広いです(笑)。それくらい壮大なミニチュアですし、自分が演じたケンスケが住んでいた村ですので、感無量です」
「『プロフェッショナル』でこのミニチュアを見た時、『すごいものを作っているんだだな』と思ったんですが、実際に見たらその何十倍もすごい。先ほど、ぼくもスマートフォンで自分なりのアングル探してみました」
「この会場にいらしていただいて、それぞれみなさまのアングルで撮っていただいて、SNSなどで『あ、これいいね』と楽しんでいただいて。それを体験した方が、もう一度シン・エヴァンゲリオンを劇場で見ると、第3村(の印象)が変わります。ぜひ、このミニチュアと、もう一度シン・エヴァンゲリオンを見ていただいて、エヴァの世界を堪能していただければと思います」
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