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パーツ装着で拡張、DJIの新アクションカメラ「Action 2」
2021年10月27日 22:00
DJIは、アクションカメラの新製品として、マグネットで様々なパーツを装着し、拡張できる「DJI Action 2」を発売した。2種類のコンボがあり、カメラユニット、フロントタッチ画面モジュール、磁気ストラップ、磁気ボールジョイント アダプターマウント、磁気アダプターマウントを同梱した「Dual-Screenコンボ」は63,800円。カメラユニット、電源モジュール、磁気ストラップ、磁気アダプターマウントを同梱した「Powerコンボ」は49,500円。
- DJI Action 2 Dual-Screenコンボ:63,800円
同梱品【カメラユニット、フロントタッチ画面モジュール、磁気ストラップ、磁気ボールジョイント アダプターマウント、磁気アダプターマウント】 - DJI Action 2 Powerコンボ:49,500円
同梱品【カメラユニット、電源モジュール、磁気ストラップ、磁気アダプターマウント】
マグネット着脱式デザインにより、幅広い用途に対応。ユニークな方法での構図合わせや撮影操作、カメラビューのモニタリングもでき、「他に類を見ない印象的な映像を撮影できる」という。手ブレ補正技術も強力なものを搭載した。
カメラ部分の重さは56gと軽量。ヘルメットにカメラを装着しマウンテンバイクで滑走するFPV映像、サーフボードに取り付けブレイクする波をテイクオフする瞬間、衣類に装着し、初めて訪れた街の様子をハンズフリーで収めたタイムラプス映像など、Vlogからエクストリームスポーツの撮影まで、様々なシーンに対応できるという。
防塵性、防水性、耐衝撃性の3つを備え、過酷な状況での撮影でも堅牢性を発揮。カメラユニットに加え、フロントタッチ画面モジュール、電源モジュール、取り付け用周辺機器があり、素早く交換できる。
タッチ画面は撮影中でも操作しやすいよう設計。保護等級IP68で、防水ケースを使用せずに水深10mまで対応可能。落下衝撃試験も行なっている。
カメラユニット背面に1.76インチのOLEDタッチディスプレイを搭載。その底部にフロントタッチ画面モジュールを磁気ロックで取り付ければ、前面に配置されたOLED画面でも映像を確認でき、自撮りやVlogに使用可能。
ゴリラガラスを使用したタッチ画面は、触覚フィードバックを使い、高精度な操作が可能。SnapShot機能を使うと、電源ボタンを押してカメラの電源を入れて、1秒で撮影を開始できる。
1/1.7インチセンサーを搭載し、4K/120p撮影まで対応。画角は超広角の155度。新たに搭載した色温度センサーで、複雑な照度環境下や水中での撮影でもリアルな色調を再現する。
独自の電子式映像ブレ補正「RockSteady 2.0」を搭載。新機能「HorizonSteady」は、激しく動いている場合でも、映像の水平位置をキープしながら今までにない滑らかな映像を撮影できるとする。
カメラユニットは単体でのバッテリー駆動時間は70分、フロントタッチ画面モジュールに接続すると160分、電源モジュールに接続すると180分まで延長できる。
また、フロントタッチ画面モジュールに接続すると、マトリックス ステレオ技術を使用でき、カメラユニットにある1つのマイクと、フロントタッチ画面モジュールにある3つのマイクが全方向からの音声を録音し、臨場感あふれる音声で再生できる。
4K/120p、1080p/240pのスローモーション撮影、タイムラプスやハイパーラプス撮影も可能。「QuickClip」で、SNS投稿向けの10秒/15秒/30秒の短いショートビデオも撮影できる。
1080p/30pでストリーム出力し、ライブ配信にも使用可能。パソコンのUSBビデオクラス(UVC)として利用し、ビデオ会議などのカメラとして使う事もできる。
Wi-FiまたはBluetoothでモバイル端末の「DJI Mimo」アプリと連携、カメラのライブ映像の確認や、様々なストーリーテンプレートなどをアプリから使用できる。AI編集機能も搭載し、自動で見ごたえのある映像を選択し、トランジションや音楽を追加し、SNSにシェアしたくなるような動画を作成してくれる。
磁気ストラップを使うと、胸元にカメラを固定可能。ハンズフリーで一人称視点の映像を撮影できる。磁気ボールジョイント アダプターマウントは、接着ベースでAction 2を様々な場所に取り付けられる。
磁気アダプターマウントを使うと、サードパーティ製アクションカメラのほとんどのアクセサリーでAction 2が使えるようになる。
延長ロッドにはリモコン機能も搭載。フローティングハンドルは中空設計により、Action 2を水に浮かすことができ、カメラの紛失を防げるという。
防水ケースは、カメラユニットとフロントタッチ画面モジュールまたは電源モジュールを収納でき、最大水深60mまで使えるようにする。
磁気ヘッドバンドを使うと、頭にカメラユニットを固定でき、FPV映像を撮影できる。「マクロレンズ」は、光学ガラス製で多層膜コーティングが施され、カメラユニットのレンズに磁力で装着。接写撮影で鮮明かつリッチなディテールを捉えるという。
「DJI Mic」は、ワイヤレス録音を可能にするマイクで、伝送距離は最大250m。Action 2、スマートフォン、3.5mm音声入力ジャックのあるデバイスに対応する。トランスミッターは5時間半、レシーバーは5時間のバッテリー駆動時間で、充電ケースで充電すれば、最大15時間まで使用可能。
- マクロレンズ:7,260円
- 磁気ボールジョイント:アダプターマウント:3,630円
- フロントタッチ画面モジュール:19,800円
- 電源モジュール:7,260円
- 防水ケース:6,050円
- 延長ロッド リモコン付属):7,260円
- 磁気アダプターマウント:2,420円
- 磁気ヘッドバンド:3,520円
- フローティングハンドル:3,520円