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FiiO、LDAC対応でTHX AAA搭載のBluetoothアンプ「BTR7」初公開

Bluetoothレシーバーアンプ「BTR7」

「春のヘッドフォン祭2022 mini」が中野サンプラザにおいて、事前登録制で開幕。エミライはFiiOの新製品として、デュアルDACを搭載し、LDAC、aptX Adaptiveなどをサポート、超低歪&超低ノイズを実現する「THX AAAアンプ回路」も搭載したBluetoothレシーバーアンプ「BTR7」を世界初公開した。

BTR7

Bluetoothレシーバーアンプ「BTR7」

FiiOのBluetoothアンプ「BTR」シリーズの新フラッグシップモデル「BTR7」が参考出品。2022年上半期発売予定で、価格は3万円前後のイメージだという。

ESS Technology製DAC+アンプ統合型チップ「ES9219」を2基、左右独立構成で搭載。低ノイズ・低歪と高出力を両立している。

Bluetooth用にQualcomm製SoC「QCC5124」を搭載し、コーデックはLDAC、aptX HD、aptX Adaptiveなどをサポート。

XMOS製USBオーディオコントローラーを搭載し、USB DACとしてMQAのデコードにも対応するほか、384kHz/32bitまでのPCM、DSD256、FLAC、ALAC、AIFF、WAVなど、幅広いサンプリングレートやロスレスオーディオフォーマットにも対応する。

アンプ部には、超低歪&超低ノイズを実現するという「THX AAAアンプ回路」を採用。3.5mmシングルエンド・ヘッドフォン出力のほか、4.4mm 5極のバランス・ヘッドフォン出力も備えている。

本体に、カラーの1.3型、240×240ドットのIPS液晶パネルも装備。現在再生しているコーデックなど、動作状況を確認できる。

「FiiO Controlアプリ」を使うと、より詳細な本体設定が可能。

KA1

KA1

バスパワー給電に対応することで、より小型・軽量化を実現した、USB DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプの新エントリーモデル。2022年春の発売予定で、価格は8,000円前後の見込み。

USBオーディオインターフェースを内蔵した、ESS Technology製のDACチップ「ES9281AC PRO」を搭載。約10gという超小型筐体に、ハイファイグレードの内部回路構成を採用し、SN比=114dB、THD+N=0.0005%を達成。

バスパワー駆動ながら、32bit/384kHzまでのPCMデータ、DSD256までのDSDデータの再生が可能(DoP時はDSD128まで)。MQAレンダラー機能も搭載する。

3.5mmヘッドフォン出力を備え、入力はUSB Type-Cと、Lightningの2バリエーションで展開する予定。RGBインジケーターにより再生周波数を確認することもできる。

LC-RD PRO

LC-RD PRO

イヤフォンの「FH9」付属ケーブルの色違いを、単品で発売するもの。2.5/3.5/4.4mmプラグが付け替え可能な、224本構成の高純度単結晶純銀ケーブル。2022年春発売予定で、価格は2万円台前半の予定。

TPU被覆により絶縁された28本の芯線を8本編組し、合計224本構成としている。高純度単結晶純銀リッツ・ワイヤーによるMMCXケーブルで、環境負荷の小さい医療グレードのドイツ製TPU被覆を採用。黄変や低温環境下での硬化に対する耐性を備えているという。

プレーヤー側端子は、2.5mmバランス/3.5mmアンバランス/4.4mmバランスの交換が可能。長さは1.2m。