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ソニー、世界最軽量の5G「Xperia 10 IV」。光学手ブレ補正対応

Xperia 10 IV(下段)とStyle Cover with Stand(上段)。左からブラック、ホワイト(カバーはグレー)、ラベンダー、ミント

ソニーは、Xperiaのミッドレンジモデル「Xperia 10 IV」を7月上旬以降、エントリーモデル「Xperia Ace III」を6月中旬以降にそれぞれ国内の通信事業社より発売する。価格は未定。カラーはXperia 10 IVがブラック、ホワイト、ミント、ラベンダーの4色。Xperia Ace IIIがブラック、グレー、ブラックオレンジ、ブルーの4色。それぞれ通信事業社によって取り扱いカラーが異なる場合がある。それぞれアクセサリーとして、スタンド機能付きカバー「Style Cover with Stand」も用意する。

Xperia公式YouTubeアカウントにて、新製品の紹介ビデオも公開。「Xperia 1 IV」については別記事を参照のこと。

Xperia | 新商品発表 (2022年5月)

光学式手ブレ補正搭載「Xperia 10 IV」

Xperia 10 IV

Xperia 10 IVは、静止画と動画をブレずに撮影できる光学式手ブレ補正を広角レンズに新たに搭載。夜間や室内などの薄暗いシーンでも手ブレを抑えて撮影できるほか、電子式と組み合わせたハイブリッド手ブレ補正で、クリアな動画撮影が可能としている。

カメラは、従来と同じく16mm超広角、27mm広角、54mm望遠のトリプルレンズを搭載。ソフトウェアアルゴリズムが進化し、HDRがオートになったほか、ナイトモードのノイズ処理の向上など、低照度の撮影体験を大幅に向上したとする。また、広角/望遠レンズでは、動画撮影時の白とび、黒潰れを抑制するビデオ逆光補正も新たに搭載した。

6型でアスペクト比21:9のHDR対応有機ELディスプレイを搭載。ディスプレイの明るさは従来機比で約1.5倍に向上した。

オーディオ面では、立体音響の360 Reality Audioと、通常のステレオ音源を立体化する360 Reality Audio Upmixに対応。BluetoothコーデックはLDACに対応し、ワイヤレスでもハイレゾ相当の音質を楽しめる。圧縮音源などをハイレゾ相当にアップコンバートするDSEE Ultimateを備えるほか、3.5mmヘッドフォンジャックも引き続き搭載している。

3年経っても新品時と比較して80%を切らない劣化しにくいバッテリーは容量が5,000mAhに増加している。

外観デザインでは、背面ガラスを樹脂製に変更し、丸みを帯びていた側面をフラットにすることで、Xperia 10 IIIよりも縦横それぞれ1mm小型化し、外形寸法は153×67×8.3mm(縦×横×厚さ)。重量も8g軽い161gとなり、5G対応で5,000mAh以上の大容量バッテリーを搭載するスマホでは世界最軽量を実現した。

チップセットは、Snapdragon 695 5G Mobile Platform。メモリは6GB。ストレージは128GB。インターフェイスはUSB-C。IP65/68防水防塵に対応している。

Xperia 10 IV(左)とXperia 10 III(右)

5Gエントリーモデル「Xperia Ace III」

Xperia Ace III

Xperia Ace IIIは、5G対応で手のひらに収まるサイズ設計のエントリーモデル。5.5型でアスペクト比18.7:9の液晶ディスプレイを採用している。3.5mmイヤフォンジャックを搭載するほか、BluetoothコーデックではLDACにも対応している。

4,500mAhの3年使っても劣化しにくいバッテリーを搭載し、5G対応ながら外形寸法140×69×8.9mm(縦×横×厚さ)で、4,500mAhの大容量バッテリーを搭載した5G対応スマホでは世界最小を実現した。重量は162g。

リアカメラは26mm/F1.8のレンズを搭載。カメラアプリに搭載するプレミアムおまかせオートを使えば、ボケ撮影やオートHDRなどにより、シーンに応じて手軽に綺麗な写真が撮影できる。

そのほか、大きな文字で見やすいかんたんホームに設定可能で、指紋認証やおサイフケータイも搭載する。

チップセットはSnapdragon 480。メモリは4GB。ストレージは64GB。インターフェイスはUSB-C。IP65/68の防水防塵に対応している。