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SWドラマ「マンダロリアン」シーズン3の初映像。Disney+

『マンダロリアン』シーズン3
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

アメリカ・カリフォルニア州のアナハイムで現地時間9月9日~11日に開催されたディズニーファンイベント「D23 Expo」のなかで、スター・ウォーズのオリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン3や、9月21日にDisney+で配信開始となるドラマ「キャシアン・アンドー」の最新映像が公開された。そのほか、マーベルオリジナルドラマの最新情報なども公開されている。

「マンダロリアン」シーズン3の初映像公開。'23年配信

『マンダロリアン』シーズン3
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」のその後を描いたDisney+オリジナルドラマシリーズの「マンダロリアン」。2019年にシーズン1、'20年にシーズン2が配信されるや、世界中の批評家やファンから「完璧なスター・ウォーズ」と大絶賛された。シリーズ最新作となるシーズン3はDisney+独占に'23年に日米同時配信される。

マンダロリアンシーズン3|特報|Disney+ (ディズニープラス)

公開された映像では、主人公のマンドーことマンダロリアン・アーマーに身を包むディン・ジャリンと、マンドーと親子のような絆で結ばれる可愛らしいグローグーが新たな冒険に出る姿が描かれている。

実写オリジナルドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」で、ルーク・スカイウォーカーの元でフォースの修行をしていたグローグー。しかしダークサイドへ繋がる危険性を孕む“特定のものへの執着”が禁止されているジェダイにとって、グローグーがマンドーへ執着することはジェダイになる上で危険な要素に。

そう考えたルークはグローグーに、“ジェダイの道が閉ざされるマンドーからのアーマー”か“ジェダイになるためのヨーダのライトセーバー”の二択を迫り、グローグーはマンドーが贈ったアーマーを選択した。本作では、再会を果たした“たった二人の一族”が、銀河への新たな冒険に旅立つ物語が描かれる。

しかし、マンドーは過去、“素顔を見せてはいけない”というマンダロアの掟をグローグーのために破っていた。映像の中でも「あなたはヘルメットを脱いだ。だからもうマンダロリアンではない」と断言されたマンドーとグローグーの銀河での冒険は一体どんな旅路を辿るのか――。

映像には、アニメーション作品「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」に登場し、「マンダロリアン」シーズン2で実写初登場したボ=カターン・クライズ、賞金稼ぎに仕事を斡旋するギルドのリーダー、グリーフ・カルガ、タトゥイーンのモス・アイズリーで船の修理や整備をして生計を立てておりグローグーの子守もするエンジニアのペリ・モットーなど、お馴染みのキャラクターたちも登場している。

D23 Expoでは、シリーズ製作総指揮を務めるジョン・ファブローとデイヴ・フィローニ、リック・ファムイーワ、マンダロリアン役のペドロ・パスカル、ペリ・モットー役エイミー・セダリス、アーマー役エミリー・スワロー、グリーフ・カルガ役のジャンカルロ・エスポジート、ケイティ・オブライアン、さらにルーカスフィルム社長キャスリーン・ケネディなど豪華キャスト・スタッフ陣が登場。

監督を務めるファムイーワは「僕たちは、この話を2シーズンにわたって語ってきたわけだけど、同じ話は僕たちのドラマでも『ボバ・ファット』でも語られてきた。『マンダロリアン』のシーズン3では、それらが集結することになると思う。だから、大事なシーズンになると思うね」と本作について言及。さらにマンダロリアン役のパスカルは「シーズン序盤に登場したとても深いテーマが、シーズン3ではとても美しく大きなかたちで結実しているんだ。とてもとても感動的だよ」と語っている。

9月21日配信開始「キャシアン・アンドー」。手に汗握る最新予告

『キャシアン・アンドー』
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

9月21日に初回3話が配信されるドラマ「キャシアン・アンドー」は、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の5年前を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき戦士たちの物語を描いたオリジナルドラマシリーズ。「ローグ・ワン」にも登場した情報将校、キャシアン・アンドーの知られざる過去も明かされる。

(C)2022 Lucasfilm Ltd.

解禁された予告編には、本作のメインキャラクターが続々と登場。「ローグ・ワン」でデス・スター破壊のために設計図を盗むミッションに挑んだ際、武器となる“情報”を巧みに使い分け、チームにとって最も有効な戦術を探った本作の主人公キャシアン・アンドー。6歳の頃から帝国軍に立ち向かう戦いに加わったことが明らかとなっており、本作では大義のために軍人を装い帝国軍へと潜入する。

キャシアン・アンドー|新予告|Disney+ (ディズニープラス)

「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」で初登場し、映画シリーズやアニメーション作品「スター・ウォーズ 反乱者たち」でも活躍するモン・モスマは、反乱軍のリーダーを務める存在。議員という立場を利用して反乱軍の創成に協力する、本作の注目人物となっている。そして予告編には、「ローグ・ワン」で登場した反乱軍の過激な戦士ソウ・ゲレラの姿も。

モン・モスマ
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

「君は奴らと戦って死ぬ。それならば大義に身を捧げないか」と帝国に立ち向かおうとする初期の反乱軍、そしてそんな反乱軍に対し「組織的な反乱分子の狩りを始めなければ」と対抗する帝国軍の、手に汗握る緊迫したシーンがふんだんに映し出された予告編となっている

イベントで、「スター・ウォーズ」のパネルに登壇したルーカスフィルムのキャスリーン社長は「このシリーズでは、映画的なクオリティを維持し、24話を作りました。最初の12話が11日後に配信となります。現在は残りの12話の撮影開始を間近に控えています」と本作が映画と変わらないクオリティで制作されていることを明言。

アンドーを演じるディエゴ・ルナは「(前作の)5年前に遡るのですが、このキャラクターたちを見たら、みなさん信じられないと思いますよ。特にキャシアンは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』での彼を見た人は、あんなことができるようになるのかと信じられないでしょう。これは革命への目覚めの物語です。戦うための目的を知るのです」と本作のアンドーについて語っている。

“アベンジャーズ”創設者が主人公のドラマ「シークレット・インベージョン」最新映像ほか

そのほかD23 Expoでは、マーベル・スタジオの最新ドラマシリーズで、“アベンジャーズ”創設者であるニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が主人公を務める「シークレット・インベージョン」('23年配信)の予告映像や、実写映画「リトル・マーメイド」('23年初夏公開)の特別映像、最新ミュージカル・コメディ「魔法にかけられて2」のキービジュアル、予告編なども公開された。「魔法にかけられて2」は配信開始日が11月24日に決まった。

『シークレット・インベージョン』
(C)2022 Marvel

このうち、「シークレット・インベージョン」では、アイアンマン、キャプテン・アメリカらをアベンジャーズへと導き、最近ではスパイダーマンのスパルタ気味な保護者としても活躍し、“アベンジャーズの影のリーダー”と言っても過言ではない存在であるニック・フューリーが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の壮大な歴史の裏で長年立ち向かってきたという地球外からの“インベージョン(侵略)”の阻止に挑んでいく。

マーベル・スタジオ『シークレット・インベージョン』|予告編|Disney+ (ディズニープラス)

公開された映像では、フューリーの右腕、リア・ヒル(コビー・スマルダーズ)に「あなたは何年も地球を避けてきた」と指摘されるも、「今は事情が変わった」と言い返し、事の重大さを感じさせる。トレードマークの眼帯も外し、まさかの青色の目を開眼させるニックの謎の姿からは、彼の本気モード(!?)にも期待が高まる。

(C)2022 Marvel
(C)2022 Marvel

侵略を企てるのは、映画「キャプテン・マーベル」にも登場した、あらゆる人物に“擬態”する能力のある種族のスクラル人。これまでも、その厄介な能力で周囲を翻弄してきた彼らが今回も暗躍し、誰が敵で誰が味方なのか、まったくわからないカオスなスリラー展開を巻き起こしていく……。

なお、Disney+は9月8日に「ディズニープラス・デイ」を迎えたことを記念した初のウェルカムプライスキャンペーンを、9月20日15時59分まで実施中。期間中にDisney+へ新規加入、または再加入すると、最初の1カ月を199円で利用できる。

「リトル・マーメイド」特別映像|2023年初夏公開!
魔法にかけられて2|予告編|Disney+ (ディズニープラス)
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