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カロッツェリア「楽ナビ」にネット対応モデル。HDMIも装備

9型ネットワークスティック同梱モデル「AVIC-RQ920-DC」(ライージサイズタイプ)

パイオニアは、カロッツェリアブランドのカーナビ「楽ナビ」より、初めてオンラインに対応したモデル全15機種を、2023年3月に発売する。カロッツェリアのカーナビとしては初のフローティングモデルも新たにラインナップする。画面サイズは7~9型で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は7万円前後~19万円前後。

NTTドコモとNTTコミュニケーションズが連携して提供する車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応。同梱、もしくは別売りのネットワークスティックを接続すれば、NTTドコモのLTE通信を定額で制限なく利用できる。車室内のWi-Fiスポットにより、通信量を気にせず、スマートフォンやタブレットなどでオンラインの動画や音楽、ゲームなどを楽しめる。なお、docomo in Car Connectは別途契約が必要で、利用料金(1日550円、30日1,650円、365日13,200円)がかかる。

また楽ナビとスマホ、ストリーミングメディアプレイヤーをHDMI接続することで、映像コンテンツをカーナビ本体や後席モニターなどの大画面に表示してオンライン動画を楽しむことも可能。

全モデルで、広視野角のIPS方式、かつ黒色の再現性に優れる“Normally Black方式”を採用した高解像度のHDパネル(1,280×720)ドットと、高透過率の静電容量方式タッチパネルに高輝度LEDバックライトを搭載。地図だけでなく、映像ソースまで高画質の画面表示を実現した。

高解像度のHDパネルを搭載。ユーザーインターフェースは「Do メニュー」を採用した

“お出かけ”から“お帰り”までドライブ中によく使う機能をスムーズかつ直感的に操作できるというユーザーインターフェース「Do メニュー」を採用。「お出かけ検索(オンライン)」、「ダイレクト周辺検索」、「ショートカットキー」など、ドライブ中に使いたい項目を集めたユーザーインターフェースとなっている。

音質面では、回路レイアウトを見直すとともに厳選した高音質パーツを投入し、楽ナビ史上最高の高音質を実現したとのこと。ハイレゾ音源のダウンサンプリング再生にも対応する。

筐体は車室内のコンソールに溶け込むフルフラットデザインで、本体操作キー部分には異なるドットをあしらい、デザイン性と指先で違いを感じられる直感的な操作性を両立したという。

カメラタイプのドライブレコーダーユニット「VREC-DS810DC」
専用バックカメラ「ND-BC300」

あわせて、楽ナビ専用のカーナビ連動2カメラタイプのドライブレコーダーユニット「VREC-DS810DC」と、HD画質の専用バックカメラ「ND-BC300」も3月に発売する。どちらも価格はオープンプライス、店頭予想価格はVREC-DS810DCが4.5万円前後、ND-BC300が2.5万円前後。

夜間の映像もしっかり記録する高感度録画「ナイトサイト」に対応

両モデルともカメラは200万画素。STARVIS技術搭載のソニー製CMOSセンサーを採用し、夜間の映像もしっかり記録する高感度録画「ナイトサイト」に対応する。

VREC-DS810DCは、楽ナビとHDMI接続することで、カーナビのディスプレイでドライブレコーダーの操作や録画映像の確認ができる「ドライブレコーダーリンク HD」に対応するほか、車のシフトレバーと連動して後方映像を映す「バックカメラ機能」、24時間365日、つねに車を監視できる「駐車監視機能(セキュリティモード)」も備える。