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カロッツェリア、CarPlay/Android Auto対応ディスプレイオーディオ

フローティングタイプの9型ディスプレイオーディオ「DMH-SF500」

パイオニアは、カロッツェリアブランドより、Apple CarPlayとAndroid Autoに加え、iPhoneやスマートフォンの画面を本体ディスプレイに映して直接操作できる「WebLink」にも対応したフローティングタイプの9型ディスプレイオーディオ「DMH-SF500」を、3月に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は80,000円前後。

近年、ディスプレイオーディオは、音楽・映像再生などのエンタテインメント機能に加え、CarPlay、Android AutoといったiPhoneやAndroidスマホとの連携アプリに対応するなど、車内での使い方、楽しみ方が広がっているという。DMH-SF500は9型大画面ディスプレイを搭載しながら、1DINスペースに取り付けられるため、幅広い車種で利用できる。

iPhoneやAndroidスマホを接続するだけで、CarPlay、Android Auto対応アプリを本体ディスプレイに表示し、タッチパネルで直感的に操作可能。ナビアプリを大画面に表示しカーナビとして使用できるほか、SiriやGoogleアシスタントによる音声制御もサポートしているため、走行中でも画面を注視せずに目的地の検索や音楽再生、ハンズフリー通話、テキストメッセージ送信などができる。

またCarPlay、Android Auto使用時に、画面を切り換えることなくオーディオソースをコントロールできる「分割画面表示」にも対応した。

iPhone/Androidスマホに「WebLink Host」アプリをインストールし、USBとBluetoothで同時接続すれば、YouTubeやWebLink CastなどのWebLink対応アプリを、本体ディスプレイに映して操作できる。

画面モードは、日中の画面への映り込みを軽減する「ライトモード」、夜間の眩しさを軽減する「ダークモード」の2種類を利用できる。モードの切り替えは手動のほか、イルミネーションや時刻に連動した自動切り替えもできる。

オーディオ面では、「フルカスタム高性能48bitデュアルコアDSP」など、厳選した高音質パーツを採用し、独自の音質チューニングを実施。車室内で最適な音場を創り出すという「タイムアライメント」や「ネットワークモード」、音質を細かく調整できる「13バンドグラフィックイコライザー」などの機能により、高音質な音楽を楽しめる。圧縮音源をCDに迫る高音質で再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」など、多彩なオーディオ機能も搭載。

オーディオ出力(RCA)はフロント、リア、サブウーファーが各1系統、最大出力は50W×4ch。

本体取付時には、シフトレバーやハザードボタンなどの位置や好みに合わせて、ディスプレイの位置を上下、前後、左右に調整可能。フルフラットモニター部にブラックとダークシルバーの塗装が施され、ディスプレイと一体化するフラットキーを採用するなど、洗練されたデザインに仕上げたとのこと。

バックカメラ接続に対応するほか、リヤモニター出力端子(RCA)も備える。取付寸法は178×153×50mm(幅×奥行き×高さ)、重さは本体部0.96kg(コード含まず)、ディスプレイ部0.75kg。