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Noble Audio、音質ファースト設計の新最上位「FoKus Mystique」

FoKus Mystique

エミライは、Noble Audioブランドの新商品として、“音質ファースト”設計のハイエンド完全ワイヤレスイヤフォン「FoKus Mystique」を2月3日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は58,300円前後。

“カスタムIEMを無線化する”という発想から生まれた、完全ワイヤレス「FoKus PRO」(2021年12月発売)の後継。Nobleの創業者であるジョン・モールトン氏による再チューニングを施すことで、各帯域のまとまり感や音階が把握しやすいディテールの細やかさが向上。より豊かな表現力を実現した、新しいフラッグシップモデルとなっている。

Knowles製のBAドライバー2基と、明瞭で深みのある低域を実現するために特注した8.2mmダイナミックドライバー1基による、ハイブリッド構成。

各ドライバーのポテンシャルを最大限に引き出すべく、シェル内部の音響空間に同一線上に並ぶようレイアウト。異なるドライバー間の位相差を効果的に排除した。また、本来持つ瑞々しい音を引き出すよう、BAドライバーには音導管を使わないなど、音質への飽くなきこだわりが滲みのないピュアなサウンドを実現する、としている。

通話品質の向上も、新モデルの特徴。マイクをフェイスプレート部に設置することで、音質に磨きをかけつつクリアな音声品質を実現。さらに高性能ヒアスルー機能を新搭載。イヤフォンを耳から外すことなく、タッチセンサーでシームレスに切り替えられるため、イヤフォン取り外しに伴う紛失のリスクを軽減させた。

Bluetooth 5.2に準拠。対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptive(最大48kHz/24bit)で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPをサポートする。

Qualcomm「QCC3040」チップを採用し、高い性能と低消費電力を両立。左右のイヤフォンへそれぞれデータを伝送する「TrueWireless Mirroring」に対応するほか、左右イヤフォンのロールスワッピング機能を備え、バッテリーの片減りも防止する。

アプリを使い、音楽の再生・停止などのタップ操作のカスタマイズ、様々な音楽ジャンルに合わせたプリセットEQの変更が可能。聴力測定機能を使えば、きめ細やかにユーザーの可聴域を測定し、その分析結果に基づいてFoKus Mystiqueの特性を自動チューニングできる。

アプリを使ってタップ操作のカスタマイズや、EQ調整が可能
宇宙をモチーフにした“ギャラクシー・フェイスプレート”

壮麗な宇宙をモチーフにしたという、ギャラクシー・フェイスプレートを採用。“いい音のイヤフォンは、美しくなければならない”とするNobleのデザイン哲学を、紋様に込めているという。なお、筐体ごとに紋様は微妙に異なるとのこと。

付属の充電ケース

連続再生時間は、イヤフォン本体で約7.5時間。充電時間は、イヤフォン本体および充電ケースともに約1.5時間。充電ケースで、3~4回の本体充電が行なえる。なお、充電ケースはFoKus PROと同様。

付属品は、充電ケース、2種類のイヤーピース(ノーマルS/M/L、ダブルフランジXS/S/M)、ポーチ、充電用USBケーブルなど。