ニュース

ソニー、4Kプロジェクタ「XW7000」用の3Dアクセサリ販売開始

4K液晶プロジェクター「VPL-XW7000」

ソニーは、4K液晶プロジェクター「VPL-XW7000」の対応アクセサリーとして、3Dトランスミッターおよび3Dメガネをソニーストアで発売開始した。ラインナップと直販価格は以下の通り。現在ソニーストアでは、XW7000とセットで購入すると割引価格で購入できるキャンペーンも実施している。

【VOLFONI製】
・3Dトランスミッター「VPES-04100」 170,500円(割引後153,450円)
・3Dメガネ「VPEG-03210」 41,250円(割引後37,400円)

【XPAND製】
・3Dトランスミッター「AE125-RF-PRO-S」 402,600円(割引後362,300円)
・3Dメガネ「X105-RF-X1」 21,450円(割引後19,300円)
※カッコ内は割引キャンペーン価格。キャンペーンは予告なく変更・終了する可能性がある

XPAND製の3Dトランスミッター

昨年8月に発表・発売した、4K SXRDパネル&レーザー光源搭載機・XW7000向けの新しいアクセサリー。

歴代モデルと異なり、XW7000は3Dトランスミッターを内蔵していないため、3D映像を楽しむためには、3Dトランスミッターと3Dメガネのそれぞれを別途用意する必要があるが、ソニーストアでは取り扱いが無かった。

ソニーでは、新アクセサリーでの3D視聴について「VPL-XW7000ではアクティブシャッター方式で暗くなりがちな3D映像を、3,200lmの高輝度レーザー使用でいちだんと明るく、くっきりとした3D映像を再現。左目用、右目用のフルHD解像度の映像信号は高精細な4K映像信号に変換されており、3Dも4K画質で楽しめます」としている。

今回、ソニーストアで購入可能になるトランスミッターとメガネは、フランスVOLFONI(ボルフォーニ)製と、スロベニアXPAND(エクスパンド)製の2種類。

VOLFONI製トランスミッターは、2.4GHz帯を使ったRF方式を採用。赤外線との干渉なく、3D同期信号を最大約30mまで送信する事ができる。1台あたり最大50人まで同時視聴が可能。最大240Hzまでのリフレッシュレート互換。

業界標準規格「フルHDグラス・イニシアチブ」非対応のため、VOLFONI製の3Dメガネを使う必要がある。またプロジェクターとトランスミッターを接続する場合は「BNC端子(メス)→3.5mmモノラルプラグ」(別売)も必要。VOLFONI製3Dメガネの重量は56gで、1回の充電で75時間使用可能。

VOLFONI製の3Dトランスミッター
VOLFONI製の3Dメガネ

XPAND製トランスミッターも、RF方式による無線電波で3Dメガネと同期。同期距離は約20mで、3Dメガネの台数制限はない。最大240Hzまでのシャッター速度をサポートする。

「フルHDグラス・イニシアチブ」に対応し、XPAND製3Dメガネのほか、ソニー製の3Dメガネ「TDG-BT500A」(販売完了)も使用可能。なお、プロジェクターとトランスミッターを接続する場合は「BNC端子(メス)→3.5mmモノラルプラグ」(付属)が必要。XPAND製3Dメガネの重量は37gで、バッテリー寿命は100時間以上。

XPAND製の3Dトランスミッター
XPAND製の3Dメガネ