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NHK BS4K、4月からBSプレミアム編成とほぼ同様に

再編のロードマップ
【報道資料6】衛星放送 再編を見据えた4月改定に、より

NHKは8日、2023年度の編成計画を発表した。3波の衛星放送(BS1、BSプレミアム、BS4K)については、12月の再編を見据えた改定を実施。BS4Kは独自コンテンツを強化しつつ、BSプレミアムの番組を同時放送する編成内容へ切り替える。

既報の通り、NHKは今年12月1日より、現在の衛星3波体制を改め2波へ削減。BS1は「新BS2K(仮称)」、BS4Kは「新BS4K(仮称)」と名称を変更し再スタート。BSプレミアムは12月以降、番組の移設や停波の案内を行ないながら、2024年3月末に停波させる予定。

NHKは、この12月再編を見据え、衛星波全体を通した番組編成を4月から構築。

まず、BS1では編成枠の見直しを実施。12月開始の新BS2Kでは、BS1とBSプレミアムで放送している多くの番組を凝縮して放送するため、現在視聴している番組が再編後も見ることができるような編成に変更する。

また、BSプレミアムとBS4Kに関しては、新BS4Kを先取りする編成に移行。

具体的には、平日の午後7~8時台や土曜夜間の特集番組などをはじめ、BSプレミアムとBS4Kの編成構造とほぼ同様の形にする。BS4Kはさらに、大型中継番組や名作ドラマのリマスター版などを強化し、全体として新BS4Kを先取りした編成に改めるという。