ニュース

VITURE、XRグラスを“スタンドアロン映像端末”化するAndroidネックバンド

VITUREは、同社のXRグラス「VITURE Pro」「VITURE One」向けのアクセサリーとして、Android 13を搭載し、ゲームやストリーミングが楽しめる「VITURE Pro ネックバンド」と、“XR特化型”のモバイルゲームコントローラー「VITURE × 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」を、6月20日に発売した。価格はネックバンドの8GB RAM/128GBストレージモデルで44,980円、12GB RAM/256GBストレージモデルで55,980円。コントローラーは10,980円。

VITURE Pro ネックバンド

ネックバンド自体にAndroid 13を搭載しているため、単体でアプリなどを利用可能。同社のXRグラスと組み合わせることで、XRグラスを“スタンドアロン映像端末”にできるという。

前モデル「VITURE One ネックバンド」からCPU性能が7倍、GPU性能が40倍、RAM容量が最大6倍、バッテリー駆動時間が50%向上。重さは約20%軽量化された。microSDカードスロットを備え、最大2TBまでのmicroSDカードを利用可能。

本体に手の動きを検知するカメラを搭載しており、コントローラーなどを使わずに手の動きだけで直感的な操作ができる。最大3画面の同時利用・マルチスクリーンに対応する。音声でアプリ操作や入力補助ができる音声アシスタント(ベータ版)も利用できる。

筐体は「レトロフューチャーな美学を体現した」という半透明デザイン。ファンレス設計で静音性と発熱対策を両立したという。バッテリー駆動時間は最大約40時間。Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応。サードパーティ製アプリを使えば、家庭用ゲーム機のリモートプレイもできるという。

VITURE × 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー

「VITURE × 8BitDo Ultimate モバイルゲームコントローラー」

ゲーム用周辺機器などを手掛ける8BitDoとコラボレーションしたコントローラー。本体にAndroidスマートフォンを挟むように装着し、コントローラーとXRグラスを有線接続することで、「無線では得られない安定感と応答性を実現」した。対応するAndroidスマートフォンは幅100~170mm、USB-C接続ができるもの。

スティックには摩耗の少ない磁気センサー構造を採用。長時間使ってもスティックドリフトが起こりにくく、操作精度も高いという。

コントローラー自体はバッテリーレスで、接続したスマートフォンからの給電で動作する。また上部にUSB-Cポートを備えているため、給電しながらも使用できる。

アプリ「8BitDo Ultimate Software V2」に対応し、背面ボタンやスティック感度の調整などが可能。XRグラスなしで、単体の有線ゲームコントローラーとしても使用できる。