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Google Pixel 8以降がオーディオ共有「Auracast」対応。ソニーヘッドフォンから
2025年9月5日 15:30
Googleは3日、Bluetoothのオーディオ共有機能である「LE Audio Auracast」のサポートを、Google Pixel 8以降にも拡大した。ソニーのヘッドフォン(WH-1000XM6など)と組み合わせて利用可能という。
Auracastは、対応する複数のデバイスに向けてオーディオをブロードキャストする機能。例えば、空港のアナウンスや美術館の音声ガイドを聞いたり、ジムに設置されたテレビの音声を聞くなど、Auracastに対応した空間で対応デバイスを接続すれば、複数人がオーディオを同時に共有できるようになる。
Android版LE Audio Auracastでは、オーディオを他の人と簡単に共有可能。対応のBluetoothヘッドフォン2台をスマートフォンにペアリングすれば、2台同時に音楽やポッドキャストをシェアできる。
また、グループでオーディオを共有することも可能。スマートフォンで共有を開始し、QRコードをスキャン、またはGoogleのFast Pairを使えばワンタップでヘッドフォンを接続できる。「どのアプリやサブスクリプションサービスを使っていても、友人1人でもグループ全員でも招待して、同じオーディオを一緒に楽しむことができる」という。
Googleがアナウンスしている、Android版LE Audio Auracastが現状利用できる一部デバイスは以下の通りで、既存のSamsung GalaxyシリーズやXiaomi、POCO端末にPixel 8以降のPixelシリーズが加わった。
・Google Pixel 8シリーズ以降
・2023年以降に発売されたSamsungフラグシップモデル(Galaxy S23/S24/S25、Z Fold5/6/7)
・Xiaomi製端末(Xiaomi 14T、Xiaomi 14T Pro、Xiaomi 14、Xiaomi 15、Xiaomi 14 Ultra、Xiaomi 15 Ultra、Xiaomi MIX Flip)
・POCO製端末(POCO X6 Pro、POCO F6 Pro、POCO F7 Pro、POCO F7 Ultra)