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ASUSブースに「ROG Xbox Ally X」実機が登場。「東京ゲームショウ2025」
2025年9月25日 16:00
千葉・幕張メッセにて「東京ゲームショウ2025」が開幕。9月25日、26日はビジネスデイで、一般公開日は27日、28日となっている。チケット料金は、1日入場券が中学生以上各日3,000円、小学生以下は入場無料。
ホール3のROG(ASUS Japan)ブースにて、「ROG Xbox Ally X/Ally」の実機が日本最速で試遊展示。ASUSとXboxがコラボレーションしたポータブルゲーミングPCで、Windows 11 Homeが最適化された形で採用されており、XboxやSteamのゲームが楽しめる。
ディスプレイはどちらも1,080pの7型IPS液晶で、リフレッシュレートは120Hz、アスペクト比は16:9。Ally Xのみ専用のインパルストリガーを搭載している。
Ally XとAllyの違いはカラーのほか、CPUやメモリ容量、インタフェースも一部異なっている。詳細は別記事を参照のこと。
ホール9のアユートブースでは、qdcブランドのユニバーサルIEM「FRONTIER Next Black」を試聴展示しているほか、そのアンバサダーとなった「アイドルマスター シンデレラガールズ」渋谷凛の等身大パネルを展示。一般公開日にはコンパニオンも登場し、ブース来場者に渋谷凛がデザインされたクリアファイルの配布などを行なうという。
ゲームの試遊展示として、Noble Audioのゲーミングヘッドフォン「FoKus APOLLO」を参考展示。ANCを搭載し、無線有線ともに使用可能なのが特徴。有線接続しながらANCをオンにすることもできる。
そのほか、MaestraudioブランドのIEM「MAPro1000」の後継機「MAPro1000 II」と「MAPro1000 Drop」を参考展示。MAPro1000 IIは、前機種から引き続きモニタリングを目的にしたチューニングとなっている一方で、MAPro1000 Dropは、EDMのリスニングに特化した音作りで、従来よりも低域が少し強めの音作りになっているとのこと。
Empire Earsの「ODIN MKII」や、VOLK AUDIOの「ÉTOILE」、Noble Audio「SHOGUN」などのハイエンドイヤフォンを、Astell&Kern「A&ultima SP4000」で試聴できるハイエンドコーナーも合わせて用意している。
AZLAブランドから、イヤーピースなどでの技術を活かした製品としてNintendo Switch 2用 Proコントローラー、Joy-Con 2のグリップカバー「Fingerfit」を参考出品。発売時期は未定だが、価格は1,600円程度になる予定とのこと。
また、イヤーピースのコアに手術用メスなどに使われているサージカルステンレス「SUS 316F」を採用したイヤーピース「SednaEarfit mithryl」も参考展示されている。予価は2ペア3,300円、3ペア4,400円。
アユートブースの向かい側にはFOSTEX/フォスター電機ブースが出展。同社製品を比較試聴できるほか、開発中のワイヤレスヘッドフォン2機種の比較試聴が行なえる。
開発中のワイヤレスヘッドフォンは、外観はほぼ同じだが、平面磁界型ドライバー搭載したものと、ダイナミック型ドライバーを搭載したものになっており、ともにセミオープン型。Snapdragon Soundを採用することで、ゲーミングでの使用できる低遅延を実現しているとのこと。
低域に合わせて椅子が振動する開発中のシステムも展示しており、「トップガン マーヴェリック」の試聴が可能。音の波長で振動を起こすパーツが使われており、展示ではスピーカー用の小型アンプを使用して振動を発生させていた。
実際に座って再生してみると、音が大きくなくても、大音量化にいるような振動が身体に感じられることで、全身が包まれるような没入感のある体験ができた。なお椅子のクッション部はフランスベッド製で座り心地も柔らかく、クッションとしても快適な製品だった。