ニュース

Meze Audio、「弦楽器をより自然に響かせる」開放型ヘッドフォン

「105 SILVA」

完実電気は、Meze Audioより、既発売の開放型ヘッドフォン2機種で培ったノウハウを継承し、両モデルの魅力を融合させたという開放型有線ヘッドフォン「105 SILVA」を9月26日に発売した。価格は79,200円。

既発売の「109 PRO」と「105 AER」の魅力を融合させたというモデル。「豊かでジャンルを選ばない表現力と、鮮明さ・精緻さを兼ね備えている。さらに中域の表現力を一層高め、ボーカルの存在感を際立たせるとともに、アコースティック弦楽器をより自然に響かせるサウンドへと進化した」とのこと。

製品名の「SILVA(シルヴァ)」は、ルーマニア語で「森」を意味する言葉で、ルーマニア北西部マラムレシュ地方の原生林に敬意を込めたという。

バイオセルロース複合ドームとチタンコーティング半結晶ポリマー・トーラスを採用した50mm径ダイナミックドライバーを搭載。スピード感と正確性を兼ね備えたパフォーマンスを実現した。

再生周波数帯域は5Hz~30kHz、インピーダンスは42Ω、通常感度は112dB(1mW/1kHz)。

イヤーカップには木のぬくもりが感じられるウォールナット材を使用。放射状に広がるPC-ABSグリルが「見る角度によって表情を変え、いつまでも飽きのこない、特別な存在感を放つ」という。

柔らかいベロア製のイヤーパッドと、人間工学に基づくデザインで、長時間でも快適に装着できる。ドライバーの一部を除くパーツはディスクリート構成で修理対応可能で、末永く愛用できるとのこと。

付属ケーブルでは、デュアルツイスト PVC コーティング構造を採用している。製品にはDACアンプ内蔵のUSB Type-C変換アダプター、6.3mm標準プラグへの変換アダプターなどが付属する。

USB Type-C変換アダプターが付属する