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クロスゾーン、10万円を切る頭外定位ヘッドフォン「CZ-12」

CZ-12

トライオードは、クロスゾーンの頭外定位(前方定位)ヘッドフォンの新モデルとして、頭外定位の効果はそのままに、軽量化と低価格を実現した「CZ-12」を12月に発売する。価格は99,000円。

ART(Acoustic Resonance Technology)による自然な頭外定位を実現するというヘッドフォン。

主音源再生用の2つのドライバーユニット(高音用/低音用)と、逆チャンネルの音源を再生するもう1つの専用ドライバーユニットを搭載し、純アコースティック技術であるARTとADC(Acoustic Delay Chamber)により、音楽ソースを選ばない自然な頭外定位と音場を実現。

主音源再生用の2つのドライバーユニットは、高音用が23mm、低音用が35mm。逆チャンネル再生用ユニットは35mm。

各ユニットは、振動板にベリリウムコーティングを施し、フレームには真鍮のリングを装着することで強度確保と不要振動を排除。低音から高音まで自然で正確な音の再生を実現した。

付属の専用ケーブルには高伝達特性を持ち、ノイズに強いツイスト構造のOFCリッツ線を採用。アンプ側のプラグから8芯(4芯×2)に分離することで、左右チャンネルのセパレーションを確保している。

ヘッドバンドは新たに折り畳み式を採用。軽量化に貢献すると共に持ち運び、収納がしやすくなった。

これまでオプションとして販売していたキャリングケース「CZ-CC10」(8,800円)も標準で付属。軽量化と相まって、屋外や移動中などの使用シーンが大きく広がるという。

周波数帯域は20Hz~40kHz。感度は99dB。インピーダンスは75Ω。