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ハイセンス「多くの家庭にRGBミニLEDテレビを」、55型20万円台から「U9S」シリーズ披露

「RGB U9S」シリーズ。左から85型、75型、65型、55型

ハイセンスジャパンは27日、8月下旬より発売する、RGB3色のミニLEDが独立発光するバックライトを搭載した4K液晶テレビ「RGB U9S」シリーズを報道陣に公開した。85型、75型、65型、55型の4サイズ展開で、市場想定価格は以下の通り。


    4K液晶テレビ「RGB U9S」シリーズ
  • 85型「RGB 85U9S」 66万円前後
  • 75型「RGB 75U9S」 46.2万円前後
  • 65型「RGB 65U9S」 36.3万円前後
  • 55型「RGB 55U9S」 28.6万円前後

今年5月に同社が発売したフラッグシップ「RGB UXS」シリーズに次ぐ、RGB LEDバックライト搭載モデルの第2弾。

「RGB U9S」シリーズ

ハイセンスジャパンの李建波副社長は、「U9Sは、RGB LEDバックライトを導入しつつ、コストも抑えた製品として開発した。2,000台以上のサンプルを用意し、お店などで展示していく」と語り、RGB LEDという新しい技術を、上位機だけに搭載してブランドイメージを高めるだけではなく、そのより良い技術を、多くの家庭に届けるためのモデルをラインナップする意義を語った。

ハイセンスジャパンの李建波副社長

なお、このU9Sシリーズは8月19日にリリース発表されている。各モデルの細かいスペックなどは、既報のニュースを参照のこと。

ハイセンスは、RGBのミニLEDを搭載する事による優位点として「自然でリアルな色彩」「優れた発光効率」「目にやさしい設計」の3点を挙げる。

「自然でリアルな色彩」については、光のエリアだけでなく、色のコントロールをバックライトの段階からでき、さらに液晶でもう一度絵作りを行ない、コントラストや色彩を良くした映像を表示できる技術であることを解説。

その結果、量子ドットのミニLEDを搭載したモデルでは75%だったBT.2020カバー率が、U9Sでは最大100%の広色域を実現。世界的な色彩規格であるPantoneの認証も取得している。なお、フラッグシップの「UXS」と「U9S」のバックライトは、まったく同じものではなく、UXSの方がより分割数が多く、輝度もより明るくなっているとのこと。

また、価格を抑えたモデルながら、パネルの表面にARコート低反射フィルムを使った「ARコート低反射広視野角パネルPro」を採用しているのもポイント。外光の反射を抑え、明るい部屋でも、斜めから観ても映像がくっきり見えるようにしている。

スマホのライトをパネルに当てたところ。光の反射を大きく抑えこんでいるのがわかる

「優れた発光効率」では、映像の暗い部分はバックライトを発光させないことが可能であるほか、映像に必要な色の光だけを放つこともでき、エネルギーロスを抑えられる利点もある。これにより、RGBミニLEDとミニLEDのモジュールを比較すると、RGBミニLEDは、発光効率が20%向上しながら、消費電力は40%低下できたという。

「目にやさしい設計」では、RGBミニLEDが、バックライトの段階から量子ドットを超える色を実現しているため、そもそも量子ドット技術を搭載する必要がなくなり、ハードウェアレベルでブルーライトを低減。従来比で50%低減できたという。

一方で映像エンジンにおいては、RGBミニLEDでは色がRGBに分かれたことで、単純計算で従来のミニLEDの制御よりも3倍の計算能力が必要になる。そこで、独自の「Hi-View AIエンジン RGB」を搭載した。

このエンジンにより、映像の中に存在する“オブジェクト”を認識して、主体物や背景に応じた映像処理を行なう「AIデプス」、ネット動画の特性に合わせたノイズ処理を行なう「AIバンディングノイズ制御」、透明感のある美しい肌の質感を再現する「AI美肌リアリティPro+」、フレーム間に黒画面を挿入することで動画ボヤケを軽減する「BFI」などの高画質処理も実現している。

音質面では、フランスの高級オーディオメーカー・デビアレが監修。内蔵スピーカーのチューニングを行ない、音場のバランス、音色、トーン、再現性などを高めた。いずれのサイズのモデルでも、2.1.2の空間サラウンドシステムを構築しており、トップスピーカー×2、ウーファー×1、フルレンジ×2を内蔵。最大出力は85/75型では80W、65/55型では60Wとなる。

前面右下にデビアレがサウンドのチューンを担当したマーク

プラットフォームは、同社オリジナルの「VIDAA(ヴィダー)」。2026年モデルでは新たに生成AIを組み込むことで、ユーザーの声だけで関連番組の検索や質問に対してリアルタイムに応答できるようになった。

具体的には、映画視聴中にストーリーの振り返りや結末の考察、スポーツであればチーム・選手の情報などを質問すると、テレビが答えてくれる。またユーザーの興味や嗜好に合わせ、関連コンテンツを自動でオススメしてくれる機能も搭載する。

昨今の展開として、RGB LEDバックライトを搭載した「RGB 100UXS」(100型)が、東京国立博物館・平成館エントランスに導入された。「文化財が持つ多彩な色を美しく表現できる点が評価され、採用に至った」という
令和8年熊本地震で被災した人達の避難生活を支援するため、熊本県宇城市小川町の小川防災拠点センターをはじめとする避難所などへ、4K液晶テレビ「75U7S」10台と、移動式スポットエアコン「HPAC-22S」40台を寄贈。熊本県出身でサッカー元日本代表の巻誠一郎氏と連携して実施したという