ビクター、5.5倍録画が可能な3 in 1 BDレコーダ

-VHS/250GB HDDで実売13万円。モニター販売も


DR-BH250

11月上旬発売

標準価格:オープンプライス

 日本ビクター株式会社は、250GBのHDDとVHSビデオデッキも搭載した3 in 1のBDレコーダ「DR-BH250」を11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は13万円前後の見込み。「らく録ブルーレイ」シリーズの新モデル。

 入札による限定モニター販売も行なわれる。86,000円~118,000円の範囲で購入希望価格を記載して入札。高額順に500番目の人の入札金額で、500人に販売する。募集期間は10月30日~11月5日まで。

上はフロントパネルを開いたところ。下は背面
 HDDからBDだけでなく、VHSからBDへのダビングも可能な3 in 1レコーダ。地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2と、地上アナログチューナ×1を搭載。HDDにデジタル放送の2番組同時録画が行なえる。

 HDDとBD-R/REへのデジタル放送録画形式は、MPEG-2 TSのストリーム記録(DRモード)と、MPEG-4 AVC/H.264のAF/AN/AE 4倍/AE 5.5倍の4モードを用意。5.5倍録画が可能となるAE 5.5倍モードでは、BD-Rの片面1層(25GB)ディスクにHD解像度で約124時間の録画ができる。DVD-R/RWへのAVC記録を行なうAVCRECにも対応。DVD-VR形式での録画モードもXP/SP/LP/EP 6時間/EP 8時間を用意している。

 電子番組表(EPG)はG-GUIDEを採用。64番組/月の録画予約が可能。番組追跡録画機能も備え、番組検索はジャンル別、キーワード検索、人名検索、トピックス検索が可能。ダビング10にも対応する。

 書き込み速度はBD-Rが1層、2層共に最高6倍速、BD-REが1層、2層共に最高2倍速。

 HDMI出力は1系統で、Ver.1.3aに対応。1080/24p、60p出力やDeep Color、x.v.Colorに対応。BDビデオのBD-LiveやBONUSVIEWもサポートする。HDMI CECにも対応しており、CEC対応テレビと接続しての連動動作も可能。出力端子はHDMIのほか、D4映像、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル音声を各1系統装備。入力はS映像×1、コンポジット×1、アナログ音声×1を備えている。Ethernetやモジュラージャックも装備する。

 DACは映像用が12bit/148MHz対応、音声用が24bit/192kHz対応。SDカードスロットとUSB端子も備え、AVCHDビデオカメラで録画した映像を取り込める。

 消費電力は約46W、待機時は約2.3W。年間消費電力量は約67.05kWh/年。外形寸法は435×395×99.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.8kg。リモコンなどを同梱する。


(2009年 10月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]