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パナソニック、三洋のデジカメ/ムービカメラ事業を譲渡

 パナソニックグループの三洋電機は、デジタルカメラとデジタルムービーカメラ事業を行なっている三洋DIソリューションズの全株式を2013年3月31日付けで譲渡すると発表した。

 譲渡先は、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合によるファンドが出資する特別目的会社株式会社AP26。

2012年4月発売のパナソニック製ムービカメラ「HX-WA20-W」

 三洋電機は、OEM(相手先ブランドによる製造)によるデジタルカメラ、デジタルムービーカメラ事業について、7月に意思決定の迅速化と強固なファイアーウォール確立を目的に三洋DIとして別会社化していた。しかし、「競争が激化する市場において、競争力を維持してブランドメーカーにより優れた製品を提供するためには、三洋DIの技術力や顧客とのパイプを最大限に生かし、事業をさらに発展させることが出来るパートナーのもとで事業運営することが望ましいとの判断に至った」として、今回の譲渡を決定した。

 譲渡先のAP26については、国内において豊富な投資実績を持つこと、企業価値向上のためのノウハウを有していることなどを理由に決定。今後三洋DIが手がけていた事業はAP26のもとで独立した事業体としての基盤を固め、より積極的な事業展開を図るとしている。

(臼田勤哉)