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ハイレゾプレーヤー「AK240」の新ファーム「Ver.1.11」公開。DXD 384kHzに対応

AK240

 アユートは24日、iriver Astell&Kernブランドのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「AK240」のファームウェアを「1.11」にバージョンアップ。DXDファイルの再生において、新たにDXD(WAV 384kHz、24/32bit)をサポートするほか、DSDファイルの光デジタル出力やギャップレス再生が可能となった。

 DXDファイルはこれまで、352.8kHzの再生に対応していたが、最新バージョンの1.11では、DXD(WAV 384kHz、24/32bit)の再生を新たにサポートする。なお、192kHzにダウンサンプリングして再生され、イコライザには対応しない。そのほかの機能拡張は下記の通り。また、一部ファイルの文字化けも改善されている。

 今回のバージョンより、無線LAN経由でのアップデートのみとなる。また、アップデートには本体メモリの空き容量が1GB以上必要。

【Ver.1.11の機能拡張】

  • DSDファイル再生時の光出力をサポート(PCM 176.4kHz/24bit変換)
  • DSDファイル再生時のギャップレス再生をサポート
  • データベース更新機能追加(「設定」→「出荷時の設定に戻す」項目に追加)
  • 通知バーにバランス出力、ライン出力のオン/オフ機能を追加
  • MQSストリーミング時、ALAC及びAIFFファイルに対応
  • アルバム検索リストにてアルバムアートサムネイル表示機能を追加
  • 再生時アルバムアートフル表示機能を追加(画面タッチで表示変更)
  • USB DACモード時、ディスプレイにサンプリングレート表示機能を追加
  • バランス出力時、ボリューム画面にてオン/オフ機能を追加
  • 再生ファイルの詳細表示にファイルのパス(保存場所)表示機能を追加

(一條徹)