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2002年の10大ニュースは、Blu-ray Disc策定の話題が1位になった。松下電器とソニーが名を連ねたこともあってか、このニュースは一般紙でも大きく報道された。ほかにも次世代記録ディスク関連では、8位に東芝とNECのAODが入っている。 2位にはDVD「千と千尋の神隠し」の発売が入った。国内DVD市場最大のプロモーションを展開し、DVDプレーヤーの普及にも一役買った作品。さらに「公開作品より画面が赤っぽい」との声が購入者から上がるなど、発売後も何かと話題が多かった。DVDビデオ関連では、再販キャンペーンが12位、6.1ch収録ディスクの増加が21位に入っている。 3位はハイブリッドレコーダの低価格化。ハイブリッドレコーダの市場導入は2001年からだが、一般誌が特集を組むなど、本格的な認知が進んだのは2002年から。東芝と松下電器だけだったこの市場にも各社が参入し、年末商戦の店頭でも活気のあるジャンルとなっている。また、デジタルレコーダ関連では、7位にネットワーク接続対応機の話題が入っている。 CCCD関連の話題は4位にランクインした。国内初投入をアナウンスしたAVEXに続き、大手レコード会社が次々とCCCD化を表明。さらにSMEが、パソコンへのATRAC3でのリッピングに対応したレーベルゲートCDを発表するなど、予想以上に急速な立ち上がりとなった。2003年からはほぼすべての邦楽に、何かしらのコピーガードがかけられていることになる。 パソコン用DVDドライブの話題としては、5位にDVDマルチ、DVD±R/RW、DVD+R/RWといった種別の多様化、9位に価格低下の話題がランクインした。ほかにも「高速記録対応DVD-R/RWが登場」が157票を集め、16位に入っている。 業界動向としては、ソニーのアイワ完全子会社化が10位、ナカミチの民事再生法申請が15位、デノンとマランツの経営統合が18位に入るなど、AV業界でも2002年は暗い話題が注目された。同時に、ワールドカップ需要により、ビジュアル機器の好調さも伝えられた。当10大ニュースでも、プラズマテレビとプロジェクタの出荷増が、それぞれ6位と11位に入っている。
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(2002年12月26日)
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