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AV Watch 2002年10大ニュース結果発表
―トップは「次世代記録メディアBlu-ray Disc策定」


 20日から25日にかけて募集した「10大ニュース」の投票結果を発表します。投票者総数は1,775人でした。御協力ありがとうございます。

順位ニュース得票数
1松下、ソニーなど7社が次世代記録型光ディスク規格「Blu-ray Disc」策定
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898票
2DVD「千と千尋」が発売、赤色問題が世間を騒がす
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724票
3DVD+HDDハイブリッドレコーダが10万円以下に低価格化
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654票
4AVEXがCCCDを導入。SMEもレーベルゲートCD発表するなど、各社がCCCDを導入
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635票
5Multiドライブ、DVD±R/RWドライブ、DVD+Rなど記録型DVDドライブが多様化
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574票
6プラズマテレビが普及期に。出荷が3倍増485票
7CoCoon、チャンネルサーバー、AX10、RD-XS40などネットワーク接続レコーダが登場
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391票
8東芝とNECが次世代DVD規格(仮称AOD)を提案
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342票
9記録型DVDドライブの価格が3万円以下に低下
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331票
10ソニー、アイワを吸収し完全子会社化
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265票

11位以下の集計結果

 2002年の10大ニュースは、Blu-ray Disc策定の話題が1位になった。松下電器とソニーが名を連ねたこともあってか、このニュースは一般紙でも大きく報道された。ほかにも次世代記録ディスク関連では、8位に東芝とNECのAODが入っている。

 2位にはDVD「千と千尋の神隠し」の発売が入った。国内DVD市場最大のプロモーションを展開し、DVDプレーヤーの普及にも一役買った作品。さらに「公開作品より画面が赤っぽい」との声が購入者から上がるなど、発売後も何かと話題が多かった。DVDビデオ関連では、再販キャンペーンが12位、6.1ch収録ディスクの増加が21位に入っている。

 3位はハイブリッドレコーダの低価格化。ハイブリッドレコーダの市場導入は2001年からだが、一般誌が特集を組むなど、本格的な認知が進んだのは2002年から。東芝と松下電器だけだったこの市場にも各社が参入し、年末商戦の店頭でも活気のあるジャンルとなっている。また、デジタルレコーダ関連では、7位にネットワーク接続対応機の話題が入っている。

 CCCD関連の話題は4位にランクインした。国内初投入をアナウンスしたAVEXに続き、大手レコード会社が次々とCCCD化を表明。さらにSMEが、パソコンへのATRAC3でのリッピングに対応したレーベルゲートCDを発表するなど、予想以上に急速な立ち上がりとなった。2003年からはほぼすべての邦楽に、何かしらのコピーガードがかけられていることになる。

 パソコン用DVDドライブの話題としては、5位にDVDマルチ、DVD±R/RW、DVD+R/RWといった種別の多様化、9位に価格低下の話題がランクインした。ほかにも「高速記録対応DVD-R/RWが登場」が157票を集め、16位に入っている。

 業界動向としては、ソニーのアイワ完全子会社化が10位、ナカミチの民事再生法申請が15位、デノンとマランツの経営統合が18位に入るなど、AV業界でも2002年は暗い話題が注目された。同時に、ワールドカップ需要により、ビジュアル機器の好調さも伝えられた。当10大ニュースでも、プラズマテレビとプロジェクタの出荷増が、それぞれ6位と11位に入っている。

□関連記事
【2001年12月28日】AV Watch 2001年10大ニュース結果発表
―トップは「記録型DVDドライブの充実」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011228/best10.htm

(2002年12月26日)

[AV Watch編集部]


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