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「ハイブリッドキャスト4Kビデオ」ロゴ策定。対応テレビや番組をわかりやすく

 IPTVフォーラムは、「ハイブリッドキャスト4Kビデオ」、「ハイブリッドキャストビデオ」に対応する受信機や番組などを判別するためのロゴマークを策定した。

[ハイブリッドキャスト4Kビデオ]ロゴ(左)と[ハイブリッドキャストビデオ]ロゴ(右)

 ハイブリッドキャスト(Hybridcast)は、放送と通信を連携させたテレビサービス。通信機能を使ってデータ放送よりもリッチかつ高度な双方向サービスを実現できるほか、4K映像配信にも対応。対応テレビの累計出荷台数は750万台。スカパー!の放送・通信連携サービス「スカパー! ハイブリッド」でも同技術が採用されている。

 これまでも「ハイブリッドキャスト」のロゴは運用されていたが、スカパー! ハイブリッドのように、映像配信に活用するサービスも増えてきた。そのため、対応テレビや番組を判別しやすくするためのロゴマークを策定した。

 新たに策定したのは4K映像配信に対応した「ハイブリッドキャスト4Kビデオ」と映像配信対応を示す「ハイブリッドキャストビデオ」のアイコン。今後は、テレビメーカーや放送・通信事業者のカタログや仕様表への掲載を推奨し、対応製品や番組をわかりやすく示していく。

 IPTVフォーラムは、スマートフォンやタブレット端末を起点に、ネットサービスをテレビで利用できるようにするためのハイブリッドキャスト技術仕様の改定作業中で、まもなく一般公開予定。この改定により、例えば、視聴したいハイブリッドキャスト4Kビデオを、スマホで選び、テレビで視聴することなど、新しいサービスの実現が見込まれるという。