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約1.5万円でLDAC対応の超小型プレーヤー「M0」。Bluetooth送受信やUSB入出力も

 伊藤屋国際は、DSD再生に対応し、Bluetoothレシーバとしても使えるSHANLING製の小型ポータブルオーディオプレーヤー「M0(エムゼロ)」を7月2日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,800円前後(税込)。カラーはブラック、ブルー、チタニウムグレー、パープル、レッドの5色を用意。

M0(チタニウムグレー)

 “腕時計を思わせる”という外形寸法45×40×13.5mm(縦×横×厚さ)、重量約38gの指でつまめるボディに、ESSの32bit対応DAC「SABRE ES9218P」を搭載したポータブルオーディオプレーヤー。最大384kHz/32bitのPCM再生や、DSD 5.6MHzまでのPCM変換再生などに対応。FLACやALAC(Apple Lossless)などにも対応する。最大512GB対応のmicroSDXC対応カードスロットを備え、ストレージは内蔵しない。

M0(レッド)

 Bluetooth 4.1対応で、送信と受信の両方が可能。Bluetoothイヤフォンやスピーカーなどとワイヤレスで接続できるほか、他のプレーヤーやスマホから受信して、M0のイヤフォン端子から音声出力もできる。

左から、ブラック、ブルー、チタニウムグレー、パープル、レッド

 Bluetoothの高音質コーデックであるLDACを送受信ともサポート。96kHz/24bit(最大990kbps)の“ハイレゾ相当”で伝送できる。送信モードの対応コーデックはSBC、AAC、aptX、LDAC、受信モードはSBC、AAC、LDAC。なお、同製品はプレリリースされていた時にLDACは送信のみだったが、タッチ操作の独自OS「MTouch OS」が進化したことでLDAC受信も可能になった。対応プロファイルはA2DP。

 底面にUSB Type-C端子を備え、外部のUSB DACへ出力できるほか、スマホやパソコンからのデジタル入力にも対応し、M0をUSB DACとしても利用可能。USB入力には別売OTGケーブルを利用し、オプションとして古河電工製銀コート6N銅線を採用した「SHANLING TypeC to Micro USB cable L2」を用意する。

チタニウムグレーの側面
底面にUSB Type-Cを装備

 6層の高密度相互接続(HDI)/高密度基板を搭載し、回路内の信号干渉を低減、ノイズを抑制するという。また、CNCで精密加工されたアルミ削り出しボディと曲面加工の強度7Hガラスをディスプレイに採用し、質感と耐久性も高めた。

背面(チタニウムグレー)

 ディスプレイは1.54型で240×240ドット。タッチパネルを使った「ピュア・ジェスチャー・コントロール」を採用し、タップやフリックなどで操作できる。

 イヤフォン端子はステレオミニで、出力は80mW(32Ω)、全高調波歪率+ノイズは0.004%(出力500mW)、感度は118dB、ダイナミックレンジは105dB以上。チャンネルセパレーションは70dB。

 連続再生時間は約15時間、充電時間は約2時間。データ転送用のUSBケーブルのほか、本体色に合わせた専用レザーケースも同梱する。

付属レザーケース(ブルー)

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M0