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モバイルバッテリでも動く、USB-C搭載の小型フルHDプロジェクタ
2021年4月9日 13:30
ビューソニックジャパンは、約1kgの軽量ボディを実現したポータブル型のフルHDプロジェクター「M2e」を14日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は69,800円前後。
持ち運びや移動がしやすい軽量、コンパクトサイズが特徴のモバイルプロジェクター。USB-C端子を搭載しており、Nintendo Switchやスマートフォンなどと接続すれば、コンテンツを大画面で表示できる。USB-Cを介し、モバイルバッテリを使っても駆動できる。
LED光源を採用しており、ボタンを押すだけで瞬時に表示することが可能。セットアップも簡単で、インスタントオートフォーカスが画面との距離を測定し焦点を自動で調整。さらに台形補正と4隅の調整機能により、上や下、正面、斜めからでも投影できる。
表示解像度はフルHD(1,920×1,080)で、明るさは1,000ルーメン。コントラスト比は最大300万:1。Rec.709色域を125%カバーする独自のCinema SuperColor+テクノロジーにより鮮明でリアルな色彩を実現できるとする。色再現性は10億7,000万色。
投写可能な画面サイズは24~100型。投写距離は、40型で約1.07m、60型で約1.6m、80型で約2.14m、100型で約2.67m。ズームは固定。投写レンズはF1.7、f=6.35mm。
Harman Kardonのステレオスピーカー(3W×2)を内蔵しているのも特徴。カスタマイズされたスピーカーを通じて、「素晴らしい映像と卓越した音質を組み合わせている」としている。Bluetoothスピーカーとしても機能するほか、プロジェクターから手持ちのBluetoothヘッドフォンにオーディオを伝送することもできる。
インターフェースはUSB-C、HDMIのほか、MicroSDカードスロット、USB-A端子を搭載。プラグアンドプレイ接続を備えたデバイスであれば、コンテンツを手軽に表示することができる。10GBのローカルストレージも用意しており、好みのコンテンツを本体に入れておくこともできる。Wi-Fiを用いたミラーリングも行なえる。
プロジェクター本体にバッテリーは内蔵しないが、USB-Cを介してモバイルバッテリーから給電すれば、外出先などでも使用可能。ただし、モバイルバッテリーは45W(15V/3A)、Power Deliveryプロトコル出力をサポートしている必要がある。
光源寿命は約30,000時間。動作音は標準時で26dB、Eco時で24dB。消費電力は最大83W、標準56W。
ボディには、自由に投写角度を調整できる無段階スタンドを装備。外形寸法は184×184×54mm(幅×奥行き×高さ)。リモコン、電源コード、USB-Cケーブル、スリーブケース、キャリーバッグなどを付属する。