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ソニー、Xperia 1 IV用の冷却ゲーミングギア。HDMI/LAN搭載

「Xperia Stream for Xperia 1 IV」

ソニーは、Xperia 1 IVのゲームプレイのパフォーマンスを向上するゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」を10月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,000円前後。Xperia 1 IVのSIMフリー版も9月16日より発売。価格はオープンプライスで店頭予想価格は175,000円前後。カラーはブラック、アイスホワイト、パープルの3色。

SIMフリー版本体とゲーミングギアをセットにした「Xperia 1 IV Gaming Edition」も用意。10月14日発売で価格はオープンプライス。店頭予想価格は19万円前後。

Xperia 1 IV SIMフリーモデル

Xperia 1 IV SIMフリーモデル

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Xperia 1 IVのSIMフリー版と通信事業者モデルとの違いは2点で、1点目はミリ波に非対応。2点目はメモリ容量とストレージ容量が増加し、メモリ容量は16GBに、ストレージ容量は512GBとなった。5G対応のSIMフリーモデルとしては今回ローカル5Gにも対応した。そのほかの性能は通信事業者モデルと同一となっている。

ゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」

Xperia 1 IVのゲーミング性能を向上する「Xperia Stream for Xperia 1 IV」は、本体の前面背面の両方から冷却する独自の構造と熱の状況に応じてファンを制御する冷却機能と、安定したプレイに繋げるために有線LAN端子を装備。フルHD/120Hz出力が可能なHDMI端子も備えている。

内側
背面

Xperia本体の熱の状況に合わせてファンの回転数を自動で制御し、ファンからの気流を背面だけでなく前面にも回す構造で、熱源の位置に合わせて気流の量を最適化し、効果的に冷却。背面の一部を冷やす方式よりも、フレームレートを落とさずにゲームをプレイできるとしている。なお、装着時にカメラ部が隠れるため、静止画/動画撮影用途には使用できない。

ファンの空気取り込みイメージ
前面の気流のイメージ

Xperia Streamの発売に伴い、ゲームエンハンサーもアップデート。新UIとなり、Xperia Streamを制御できる項目が追加、装着時に使用できるようになる。ゲームエンハンサーからは、ファンの回転数を手動でも設定できるほか、本体が熱を持った際に機能を制限する温度の閾値を高めに設定することで、長時間使用してもパフォーマンスを下がりにくくするブーストモードも使える。そのほか、本体の温度やRAMの使用量も確認できるようになる。

背面には3.5mmジャック、HDMI出力、LAN端子、充電用USB-Cの4つのポートを装備。全てのポートを使用して、4本のケーブルが本体に繋がっている状態でもゲームのプレイに干渉しない位置に備えているという。

ポート部

HDMI出力は最大4K/60Hz、フルHD/120Hzの出力に対応。接続するだけでモニタリング可能なほか、PCとキャプチャーボードを使った配信も行なえる。

モバイルゲームの大会では接続の安定性のためにLAN接続が用いられることから、Xperia StreamにもLAN端子を装備。大会さながらの安定接続を家でも実現できるとする。

3.5mmジャックはヘッドセットが使用可能。ゲーム内音声とボイスチャットもそのまま楽しめる。また、本体のVCオプティマイザーを有効にすることで、ファンの音はほとんど聞えなくなるという。

eSportsチームのSCARZの監修のもと、FPSプレーヤーによって分かれる4本指、5本指での持ち方をどちらも想定したデザインを採用。長時間プレイしても持ちやすい形状を考案したとしている。

カバー型で簡単に着脱可能なため、ゲームをするときだけギアを装着する使い方ができるとする。また、無線での使用も考慮し、ギアによってパフォーマンスが下がることがないよう確認しながら設計したという。

外形寸法は185×39×80mm(幅×奥行き×高さ)。重量は142g。9月15日から18日まで開催される東京ゲームショウ2022に出展され、Xperiaブースにて実機を体験できる。