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ビクター、D-ILA誕生25周年記念プロジェクタ。25台限定で330万円
2022年10月7日 11:00
JVCケンウッドは、Victor(ビクター)ブランドより、D-ILAデバイス誕生25周年記念となる8K対応プロジェクタ「DLA-V90RLTD」を、12月中旬に発売する。国内25台限定で、価格は330万円。
V90RLTDは、2021年11月発売の8K対応プロジェクタ「DLA-V90R」(288.2万円)をベースにしながら、厳選パーツによる画質性能向上や特別外装などを施したリミテッドモデル。V90Rと大きく異なるのがネイティブコントラストで、厳選したD-ILAデバイスおよび光学パーツを組み合わせることで150,000：1のスペック値を実現している(V90Rは100,000：1)。
天面中央のセンタープレートには、記念モデルを象徴する専用ロゴとシリアルナンバーを刻印。またプレート部はシルバークローム、レンズリングは限定品オリジナルのシルバーアルマイト仕上げとすることで、限定モデルならではの特別感と高級感を演出したという。
さらに、プロジェクタ起動時には、25周年記念の特別なオープニングロゴが表示されるほか、D-ILA素子封入の記念プレート(シリアルナンバー入り)、JVCの48Gbps対応HDMIケーブル「VX-UH1150LC」を付属(後日送付)する。
D-ILA(Direct-Drive Image Light Amplifier)は、日本ビクター(現JVCケンウッド)が開発した、プロジェクター向けの反射型液晶デバイス。
1997年に誕生以降、高輝度と高精細化の両立を強みとし、家庭用プロジェクターから8Kスーパーハイビジョン、プラネタリウムやシミュレーターなどの業務用プロジェクターまで、ハイエンド製品を中心に搭載し、ユーザーの支持を得てきた。近年では、小型化・高解像化・高コントラスト化を実現した、0.69型サイズのネイティブ4Kデバイスを開発・展開している。
なお、D-ILAプロジェクターは、2022年6月より国内生産とし、“D-ILA生誕の地”である神奈川県の横須賀工場で、デバイス製造からプロジェクタの組み立てまでを行なっている。同社では「日本国内で一貫して生産することで、より品質を高め、ユーザー満足度の向上を目指す」としている。
