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JBL人気アクティブスピーカー「4305P」に白モデル。レトロなHDMI ARC一体型SPも

ハーマンインターナショナルのブース。奥にあるのがフラッグシップスピーカー「Project EVEREST DD67000」

国内外のオーディオブランドが一堂に会する「2023東京インターナショナルオーディオショウ」が、東京国際フォーラムで開幕した。会期は11月3日~5日の3日間。入場は無料で事前予約制。当日の入場登録も可能だが、各日12時より受付開始となる。ここではハーマンインターナショナルのブースをレポートする。

ハーマンのブースでは、JBLのフラッグシップスピーカー「Project EVEREST DD67000」と共に、最新の大型パワードスタジオモニター「4329P」(ペア561,000円)が注目を集めている。USBスピーカーとしてPCと接続できるほか、Wi-Fi、Bluetoothで受信するワイヤレススピーカーとしても使用可能。

大型パワードスタジオモニター「4329P」

昨年発売され、人気となった小型アクティブスピーカー「4305P」(ペア264,000円)の上位機種であり、JBL Professionalスピーカー「LSR 7」シリーズにも採用されている25mm径高音域用コンプレッションドライバー「2409H」と、HDI(High Definition Imaging)ホーン、低音域用には強力な200mm径ウーファー「JW200P-4」を搭載している。

左が小型アクティブスピーカー「4305P」、右がそのホワイトバージョン「4305P(WHT)」

ブースにはこの4305Pも展示されているのだが、その隣に、“白い4305P”を発見。モデル名は「4305P(WHT)」で、発売日や価格は未定の参考出品だが、ホワイトバージョンとして今後登場予定とのこと。

全面が真っ白ではなく、側面などは木目を活かした仕上げになっているのが特徴。デスクトップや部屋がホワイトを基調にしている人には、気になるモデルになりそうだ。

木目も活かしたホワイト仕上げ

仕様は従来カラーと同様で、高域用に25mm径のコンプレッションドライバー「2410H-2」と、HDIホーンを搭載。低音域は、リブ付きブラックパルプコーンを備えたロングトラベル設計の133mm径のウーファーで再生する。

デジタルクロスオーバーを使い、総合出力300Wのアンプを内蔵する。Google Chromecast、AirPlay 2、Bluetoothでの受信が可能。192kHz/24bitのDACを搭載し、ワイヤレスオーディオを高音質で再生できるという。さらに、XLRバランス、6.3mmフォンジャック、3.5mmミニジャックによるアナログ入力も搭載。USB-Bと光デジタル入力も備えている。

ワイヤレス・オーディオ機能に加え、HDMI入力も備える事で、テレビとも連携できる、クラシカルな一体型スピーカー「L75 ms」(22万円)を、コンパクトにした「L42 ms」というモデルも参考出品。価格は未定。

手前が参考出品された「L42 ms」。奥が既発売の「L75 ms」

Lシリーズ共通のQuadrexグリルを前面に備え、2ウェイスピーカーをマウント。DSPにより、4chマルチアンプドライブする。1台でストリーミング再生が可能。コンパクトになっているが、このモデルもHDMI ARC入力装備で、テレビと連携可能だ。

他にも、クラシックなデザインながらネットワークプレーヤーなどをラインナップする単品コンポとして、10月に登場した「CLASSIC COMPONENTS」シリーズも披露。

プリメインアンプ「SA550」(実売253,000円前後)、CDプレーヤー「CD350」(同99,000円前後)、ネットワークプレーヤー「MP350」(同110,000円前後)、アナログターンテーブル「TT350」(同143,000円前後/今冬発売予定)などがラインナップされていた。

「CLASSIC COMPONENTS」シリーズ
アナログターンテーブル「TT350」

「JBL AUTHENTICS 200」「JBL AUTHENTICS 300」は、11月10日発売予定。価格はオープンプライス。直販価格は、AUTHENTICS 200が49,500円、AUTHENTICS 300が66,000円。Wi-Fi 6規格をサポートし、ネット経由で各種音楽配信サービスやインターネットラジオが楽しめるスピーカー。1970年代の人気スピーカーからインスパイアされたデザインに加え、業界初を謳うAmazon Alexa・Googleアシスタントの両対応も特徴となっている。

JBL AUTHENTICS 200