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米ソニー、Prime Videoも最適画質で楽しめる4K有機EL「BRAVIA 8」
2024年4月18日 11:40
米Sony Electronicsは17日(現地時間)、クリエイターが意図した画質を再現する「Prime Videoキャリブレーションモード」を搭載した4K有機ELテレビ「BRAVIA 8」を発表した。インチサイズと米国価格(USD)は以下の通り。
BRAVIA 8シリーズ
・77型「K-77XR80」 $3,899.99
・65型「K-65XR80」 $2,799.99
・55型「K-55XR80」 $1,999.99
4K有機ELブラビアの最新モデル。パネルは米国モデル「A95L」、日本モデル「A95K」で採用してきたQD-OLEDではなく、WOLEDとなる。OSはGoogle TV。
最新世代の認知特性プロセッサー「XR」を搭載。シーン認識システムによって、全てのフレームを高精度に分析・画像を最適化することで、リアリティのある映像を描写。広色域技術「XR Triluminos Pro」との組み合わせることで、何十億もの正確な色の表示と、色相・彩度の範囲を強化。映画製作者の意図通りに、あらゆるシーンで高精度な色を描写するという。
2024年ブラビアの特徴の1つが、スタジオキャリブレーションモードの充実。
映画製作者が意図した画質を家庭のテレビで再現する事を目的としたモードで、従来ブラビアに搭載していた「Netflixアダプティブキャリブレーションモード」と「SONY PICTURE COREキャリブレーションモード」(旧名BRAVIA CORE)に加えて、新たに「Prime Videoキャリブレーションモード」が追加された。
このモードは、「クリエイターのレンズを通してプレミアムエンターテイメントを体験するためのさらに多くの方法を顧客に提供するように設計された新しいモード」となっており、 映画やドラマシリーズ、スポーツライブなどのコンテンツに対し、「自動的に調整された最適な画質」が楽しめるようになるという。
IMAX Enhancedモードもサポートしており、SONY PICTURE CORE、Disney+の対応コンテンツを再生すると、IMAX画像とDTS音声が楽しめる。
セリフの声が聞きやすくなる新機能「Voice Zoom 3」のほか、ソニー製サウンドバーと組み合わせることでテレビをセンタースピーカーとして機能させる「Acoustic Center Sync」も搭載した。
4K120p入力のHDMIポートは2系統で、VRR、ALLM、SBTMをサポート。
脚部の取り付け位置を変えることで、2種類のローポジション、2種類のハイポジションが選べる4ウェイスタンドを採用している。