オーテク「アナログオーディオに最適」小型アクティブスピーカー。9900円と29700円の2機種

AT-SP3X使用イメージ

オーディオテクニカは、コンパクトなアクティブスピーカー2機種を7月19日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格はBluetooth接続も可能な「AT-SP3X」が29,700円、USB接続対応の「AT-SP105」が9,900円。

AT-SP105使用イメージ

AT-SP3X

「フォノカートリッジやレコードプレーヤーなど、オーディオテクニカのアナログ製品に最適化した音質設計を施した」というアクティブスピーカー。Bluetooth接続にも対応しており、Bluetooth送信機能を備えたレコードプレーヤーとワイヤレスで接続する事も可能。スマートフォンから気軽に音楽を伝送して再生する事もできる。

入力端子はアナログRCAを1系統搭載。Bluetoothはマルチポイントに対応し、2台の機器へ同時に接続可能。コーデックはSBCを採用する。

クロージャーの音響設計を加え、内蔵DSPにより音質を専用チューニング。バランスに優れたフラットでクリアなサウンドを実現したとする。

指向性の強い周波数帯の音を広げるツイーターグリルを搭載し、アコースティックな効果により、「部屋の全体に向けてバランスに優れたサウンドを提供する」という。背面にはバスレフダクトを備え、低域を増強している。

エンクロージャーはMDF材を採用。筐体の側面に電源/ボリュームノブを備えている。

外形寸法は125×136×200mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトながら、最大30Wの出力を実現。重量はL側が約1.5kg、R側が約1.6kg。

付属のACアダプターからの電源供給で動作。AC100～240Vへの対応と4種類のアタッチメント式パーツ付属で、海外地域でも使用可能。

AT-SP105

AT-SP105

入力端子として、ステレオミニを1系統搭載。USB-Aの接続ケーブルも備えており、PCと接続し、PCスピーカーとしても使用できる。その場合はUSBバスパワーで動作する。Bluetoothは非対応。

既存のアクティブスピーカー「AT-SP95」から最大出力を向上し、6W(3W＋3W)を実現。低音の量感を調整できる「BASS調整ボリュームノブ」を搭載し、楽しむコンテンツに応じて、スピーカー前面のノブを回すだけで低音量を強められる。そのほか前面には電源/ボリュームノブも備えた。

58mm径のユニットとDSP内蔵アンプを内蔵する。デジタル接続による低ノイズでクリアなサウンドと、LchとRchが独立したセパレートタイプによる広い音場が得られるとのこと。

付属の1.2mオーディオケーブルを使い、ステレオミニ出力のあるテレビやタブレット端末、レコードプレーヤーなどとも接続できる。ヘッドフォン出力も備えている。

PCと接続するUSBコードの長さは1.2m。左右のスピーカーをつなぐ渡りコードの長さは、余裕のある1.5mで設計している。外形寸法(突起部除く)は、88×90×200mm(幅×奥行き×高さ)、重量(コード除く)は約490g(L側)、約535g(R側)。