ニュース
レグザ初の4Kレーザープロジェクタ「RLC-V7R MAX」。約37.4万円
2025年4月8日 11:00
TVS REGZAは、同社初の4Kレーザープロジェクター「RLC-V7R MAX」を4月25日、「RLC-V7R」を5月中旬に発売する。価格は各オープンで、市場想定価格はRLC-V7R MAXが374,000円前後、RLC-V7Rが297,000円前後。
光源に日亜化学工業製のRGB3色レーザー光源を採用した、DLP方式の4Kレーザープロジェクター。最高輝度は、RLC-V7R MAXが約3,000 ISOルーメン、RLC-V7Rが約2,000 ISOルーメン。
どちらのモデルも、BT.2020面積比で約110%の広色域かつ約98%というカバー率を達成しており、色純度が高く、高輝度・広色域を実現。さらにレーザー光源ならではの長寿命、使いたいときにすぐに起動できる使い勝手のよさなども特徴としている。
HDR10、HLG、Dolby Vision、IMAX Enhancedに対応。RLC-V7R MAXはこれに加えてHDR10+にも対応する。精細感やノイズレベルを好みに合わせて設定でき、とくにネット動画で発生するバンディングノイズの補正量(振幅)を調整できる機能も備え、テレビ番組やストリーミング番組、映画やドラマなどさまざまなジャンルのコンテンツを美しい映像で楽しめるとする。
また「FILMMAKER Mode」「映画」「スポーツ」などに加え、「標準」「ダイナミック」など多彩な映像モードも搭載。視聴コンテンツにあわせて視聴モードを変更することで、さらに臨場感あふれる映像を楽しめる。
音響面では、RLC-V7R MAXは実用最大出力40Wの2.1chスピーカーシステム。RLC-V7Rは実用最大出力20Wの2.0chスピーカーシステムにパッシブラジエーターを搭載。ともにDolby AudioとDTS Virtual:Xに対応し、臨場感あふれるサウンドを再現するとしている。
ジンバル構造を採用し、スタンドの可動域は、左右360度、上下約135度を実現。自動台形補正、自動フォーカス調整、自動障害物回避、目の自動保護機能、壁面色自動補正を備え、壁や天井に映像を投写して映像を楽しめる。
RLC-V7R MAXは、光学ズームに対応。設置場所の自由度が高く、画面サイズや画質を毀損することなく美しい映像を大画面で投影できる。約120型の画面サイズの場合、投写距離を約2.4m~4mの範囲で設定可能で、6畳の部屋で約120型の映像投写が楽しめる。
ともにGoogle TVを搭載。Netflix、Prime Video、YouTubeなどの動画配信サービスを手軽に楽しめる。「DiXiM Play」を使用すれば、同じ家庭内ネットワークに接続している対応デバイスのコンテンツを視聴できるため、レグザ(テレビ)のタイムシフトマシン録画や通常録画番組なども楽しめる。
HDMI端子は2系統備え、うち1系統はeARC対応。USB×2系統、光デジタル音声出力、オーディオ出力、LAN端子をそれぞれ1系統備えており、レコーダーや別売りのスピーカーを接続して楽しむこともできる。Bluetooth、Wi-Fiも搭載する。
外形寸法/重量は、RLC-V7R MAXが246×246×286mm(幅×奥行き×高さ)/約6.5kg、RLC-V7Rが246×246×254mm(同)/約5.5kg。電源コード、ACアダプタ、収納用ポーチ、単四電池などが付属する。