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AIで夜の撮影もクリアに「Insta360 X5」。レンズ破損でも交換可能

Insta360 X5

Insta360は、360度カメラの最上位モデル「Insta360 X5」を発売した。大型1/1.28インチのデュアルセンサーと高速トリプルAIチップシステムを搭載し、8K/30fpsの360度動画を撮影できるほか、AI搭載の低照度モード「PureVideo」も備えている。直販価格は84,800円。

レンズは超耐久性に優れた新開発ガラスを採用。レンズ交換もでき、外出先でレンズが破損しても交換可能。ウィンドガードも内蔵。3時間駆動のバッテリー、単体でX4よりも深い水深15mまで潜れるなど、ハードウェアも進化している。

InstaFrameモードを使うと、自動フレーム調整され、すぐに共有できるフラットな通常の動画と、後で微調整が可能な360度動画を同時に撮影可能。Insta360アプリを使った編集も進化し、Insta360+クラウドサービスと連携。360度動画をすぐに共有したり、クラウド上で編集することもできる。

8K/30fpsの360度動画は、11Kで撮影したものを8Kにサンプリング。画質の劣化を最小限に抑え、これまで以上に鮮明でリアルな映像を撮影できるという。

1/1.28インチセンサーはX4に比べて144%大きくなり、より多くの光を捉えられる。5nmのAIチップ1個と、プロイメージングチップ2個で構成されたトリプルAIチップシステムにより、ノイズも大幅に低減した。

低照度撮影用モード「PureVideo」を使うと、高度なAIノイズ低減とダイナミックレンジ最適化が利用可能。低照度下でもクリアで鮮やかな映像を撮影でき、深夜の街歩きやバイクライドなどに最適という。アクティブHDRでの撮影も5.7K/60fpsに進化している。

360度で撮影し、あとからアングルを決める事も可能。三人称視点のショットも撮影できる。

2,400mAhのバッテリーを採用。省電力のエンデュランスモードを使うと、5.7Kで最大185分の録画が可能。20分の充電で、80%まで回復する急速充電も行なえる。

FlowState 手ブレ補正や、360度水平維持機能も引き続き利用可能。新機能「ツイスト・トゥ・シュート」を使うと、自撮り棒を前後に回すだけで撮影がスタートできる。音声コントロール2.0、ジェスチャーコントロール、ワイヤレスリモコンも利用できる。

新開発のマグネット式マウントシステムにより、アクセサリーを瞬時に装着・交換可能。バッテリーも簡単に交換できる。