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Earfun、ノイキャン特化型「Air Pro 4i」。先行予約5593円

「Air Pro 4i」

Earfunは、同社の完全ワイヤレスイヤフォン最上位モデル「Air Pro 4」のノイズキャンセリング特化型モデル「Air Pro 4i」を、8月21日に発売する。価格は7,990円だが、8月20日までの先行予約期間中に予約すると30% OFFの5,593円で購入できるクーポンが発行される。

先行予約にはメールアドレスの登録が必要。クーポンの利用可能期間は8月21日~28日、対象店舗はEarfun公式サイトとAmazon公式ショップ。

同社独自のアクティブノイズキャンセリング(ANC)技術「QuietSmart 3.0ハイブリッドANC技術」を搭載する。QuietSmart 3.0はベースモデルのAir Pro 4にも採用されているが、今回のAir Pro 4iでは特に電車や飛行機内の騒音、エアコンの室外機やロードノイズといった中低周波ノイズをより強力に除去するという。

より高度なノイズ抑制フィルターを採用しており、各周波数ごとにフィルターのパラメータを調整することで、さまざまなタイプのノイズに対してより細かく対応可能。さらに高いノイズキャンセリング効果を実現した。

イヤフォンの形状も、出音部分を楕円形に変更して、前方のフィードバックマイクを出音口のすぐ近くに配置。これにより、鼓膜近くの音をフィードバックマイクで捉えられるようになったため、ノイズの検知・除去精度が高まったという。

筐体内部から外耳道までの空気圧を調整するベント(通気孔)も改良。前後のベント設計を見直すことで、イヤフォン内部の気圧バランスを最適化し、装着時の物理的な遮音性(パッシブノイズアイソレーション)を高めている。

そのほか、ノイズ環境を分析する適応型ANCも採用。装着状態や変化する周囲の騒音に応じて、ノイズキャンセリング性能をリアルタイムに最適化する。

搭載ドライバーは、11mm径のチタンコーティング複合振動板採用のダイナミック型。剛性と軽量性を兼ね備えた構造で、「クリアで伸びやかな高音と、深みのある迫力の低音を実現する」とのこと。Air Pro 4は10mm径ダイナミックドライバーだったため、口径が大型化された。

Bluetooth 5.4準拠で、コーデックはSBC、AAC、LDACをサポートし、ワイヤレスでもハイレゾサウンドを楽しめる。Air Pro 4がサポートしているaptX LosslessやaptX Adaptiveには非対応。

3Dサウンド技術も搭載し、独自のアルゴリズムにより、立体的なサウンドを楽しめる。

通話面では合計6基のマイクと、AI技術によるクリアな通話を実現。50ms以下の超低遅延を実現するゲームモード、2台同時接続のマルチポイント接続、スポーツに最適というIP55の防水防塵仕様も備えた。

付属イヤーピースは、傘と軸部分で異なる硬さのシリコンを採用した二重硬度設計を採用した。軸部分には硬めの素材を使用することで、低音を逃さず、そのまま鼓膜まで伝達。傘の部分はより薄く設計することで、多くの人の耳道に自然にフィットし、装着していることを忘れるような快適なつけ心地を実現したとのこと。

バッテリー持続時間はLDAC OFF時で、イヤフォン単体最大9.5時間、ケース併用で最大40時間。ワイヤレス充電にも対応する。重さはケース込みで約51.3g。