シャープ、ホームシアター向けの3D DLPプロジェクタ

-実売40万円の「XV-Z17000」


XV-Z17000

 シャープは、ホームシアター向けの3D対応DLPプロジェクタ「XV-Z17000」を8月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40万円前後。

 0.65型/1,920×1,080ドットのDLPチップを採用したプロジェクタ。ダイナミックコントラストは40,000:1で、輝度は1,600ルーメン。

 シャープ独自開発の3D映像処理用ICと、IDTの高画質処理回路「ReonVX」を搭載。フレームパッキングやサイドバイサイド、トップアンドボトムなどの3Dに対応するほか、3D奥行き調整機能やクロストーク/フリッカー低減アルゴリズムを搭載し、快適な3D視聴が可能という。

 カラーホイールは、3D対応のために業界最高水準の6倍速駆動を採用。カラーホイールによる色分離方式で発生するカラーブレーキング現象の少ない快適な3D映像を楽しめるという。3Dメガネも2台付属する。

 Reon VXでは、動き適応型のI/P変換や、HQVスケーリング、ノイズリダクション、ディテールエンハンスメントエンジンなどを搭載し、高画質化を行なう。ランプは250W。レンズは光学1.15倍ズーム(F2.5~2.7)で、投射画面サイズは40~500型。

 入力端子はHDMI×2、コンポーネント×1、コンポーネント/アナログRGB共用(D-Sub15ピン)×1、S映像×1、コンポジット×1。RS-232Cも備えている。消費電力は最大353W、外形寸法は400×335×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.8kg。



(2011年 8月 8日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]