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米Amazon、99ドルのVOD/1080p対応STB「Fire TV」

NetflixやInstant Video、Hulu Plus対応。ゲームも

 米Amazonは2日(現地時間)、NetflixやAmazonのPrime Instant Videoなどのビデオ配信サービス、ゲームなどをテレビで利用可能にするSTB「Fire TV」を発表した。価格は99ドル。

Amazon Fire TV

 テレビとHDMIで接続し、映画やゲームなどを楽しめるSTB。NetflixやPrime Instant Video、Amazon Instant Video(AIV)、Hulu Plus、WatchESPN、SHOWTIMEなどのビデオサービスに対応。AIVの2万以上の映画やテレビ番組をレンタルできるほか、MPEG-4 AVC/H.264、VC1、MPEG-4などのビデオ、写真、音楽、ゲームプレイなどが楽しめる。

 音声検索にも対応し、映画やテレビ番組などを俳優や監督などの名前をリモコンからの音声入力で検索できる。Amazon MP3の音楽や、Pandora、iHeartRadio、TuneInなどのラジオサービス、YouTubeなども利用可能。

 クアッドコアCPUのSnapdragon 8064や、Apple TVの4倍以上という2GBのメモリ、8GBのストレージメモリ、デュアルアンテナ(MIMO)のIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth Ver.4.00を内蔵。HDMI出力を装備し、1080p映像出力に対応。ドルビーデジタルプラスに対応し、7.1ch出力も行なえる。光デジタル音声出力も備えている。

Fireゲームコントローラ

 ゲームにも対応し、Minecraftや、Monsters University、The Game of Life、The Walking Dead、 NBA2K14、Asphalt 8などをプレイ可能。ゲームの平均価格は1.85ドル。付属リモコンのFire TV remoteやスマートフォン/タブレット向けのFire TVアプリのほか、別売のFireゲームコントローラでの操作も可能。コントローラの価格は39.99ドル。

 Kindle Fire HDXとの連携機能も装備し、Fire HDXの画面のミラーリング出力やFire HDXからのリモート・コントロールに対応。また、5月にはアップデートを実施。子供向けの機能制限や子供向け番組を集めた、月額2.99ドルのビデオ配信プランなどを用意する。外形寸法は115×115×17.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は281g。

(臼田勤哉)