レビュー

ポータブルプロジェクタの“音”を、薄型AVアンプで強化してみる

マランツの「NR1711」、DALIの「SPEKTOR 1」、Ankerの「Nebula Capsule II」

ポータブルプロジェクターが人気だ。テレビを持たない若者も多くなり、映像を楽しむデバイスがスマホやタブレットへと移行。一方で“巣ごもり”でNetflixなどの映像配信サービスの利用者が増加。「映画は大画面で楽しみたいけど、大きなテレビはいらない」という人に、“映画を楽しむ時だけ設置して、使わない時は仕舞っておける”小型のポータブルプロジェクターが人気というわけだ。

筆者もポータブルプロジェクターの人気ブランド、Ankerの「Nebula Capsule II」を愛用している。もちろん、最高の画質を楽しむには専用スクリーンを設置した方がいいが、「とりあえず作品を楽しみたい」と思った時に、白っぽい壁さえあれば、すぐに投写できる。壁がなければ天井にも投写可能。この手軽さ&柔軟性が最大の魅力だ。

しかもポータブルプロジェクターはスピーカーを内蔵している機種が多く、他にアンプやスピーカーを用意する必要もない。さらに、プロジェクター自体にAndroid OSで入っているので、アプリをダウンロードすれば、すぐ映像が投写できる。使い勝手の良さ、気軽さという面では、“最強のホームシアター製品”と言ってもいいだろう。

Ankerの「Nebula Capsule II」

ただ、人間とは恐ろしいもので、「クオリティにこだわらなければ、これで十分だよ」と言ってたのに、使い続けていると、不満が膨らんでくる。その最大の不満点が“音”だ。迫力の映画を見ても、音がショボショボなのだ。そこで、ポータブルプロジェクターの“サウンド強化計画”として、組み合わせやすいコンパクトなAVアンプ、そしてスピーカーを用意。「どのくらい体験が変化するか」を実践してみる。

ポータブルプロジェクターの弱点は、大きく2つある。1つは輝度、そしてもう1つがサウンド。輝度はぶっちゃけ、明るければ明るいほど良い。コントラストや映像の明るい部分などが力強く、より鮮明な映像で楽しめる。輝度が高いプロジェクターでれば、部屋の中が少し明るくても、それに負けないパワフルな映像の投写が可能だ。

ただ、逆に言えば“部屋を暗くしてしまえば”あまり高輝度じゃないプロジェクターでもなんとかなる。実際に部屋の電気をつけたままと、真っ暗にした時の写真比べてみると、見え方の違いは一目瞭然。部屋を暗くすることで“映画っぽさ”もアップするので、「プロジェクターを使う時は部屋を暗くする」と決めてしまえば、我慢ができる弱点でもある。

このような白い壁がスクリーンとして使える
部屋の電気がついた状態では、映像が薄い。これでは映画もちょっと味気ない
真っ暗にすると、一気に映像のコントラストがアップ。明るい部分もしっかり明るく感じられ、“映画館っぽさ”が大幅に向上する

だが、2つ目のサウンドは、いかんともしがたい。御存知の通り、映画は映像とサウンドを組み合わせたエンターテインメント。ド派手なアクションシーンも、音がスマホ内蔵スピーカーみたいなショボい音だったら、まったく迫力が無い。包み込まれるようなBGMの盛り上げがなければ、感動的なシーンもイマイチ入り込めない。

だからといって、「デカイAVアンプと、大きなスピーカーを5本か6本買ってきて、ホームシアター作ろうぜ」というと、話がオオゴトになりすぎる。そもそもそこまで“ガチ”にやったら、ポータブルプロジェクターの存在自体がアンバランスな事になるだろう。

省スペースで手軽なAVアンプを用意する

では、ポータブルプロジェクターのサウンド強化に良いアンプやスピーカーはどんなものか? 今回選んだのは、AVアンプはAVアンプでも、巨大ではなく、高さ105mmと非常に“薄い”マランツの「NR1711」という機種。これなら、部屋の中に置いても、それほど威圧感は無い。

薄型AVアンプの「NR1711」

このアンプのポイントは、価格が9万円と“激安ではない”事だ。「いや、安い方がいいでしょ」というのはその通りなのだが、AVアンプのように頻繁に買い換えない製品の場合、値段だけで選ぶと後悔する事も多い。

その点、NR1711は薄くて省スペースなのだが、決して“安いエントリー機”ではなく、“中身はガチな中級機相当”なのが良い。中身は最新スペックなので、末永く使えるというわけだ。

具体的には、薄型なのにしっかり7chアンプで、8K/60pや、4K/120p映像、MPEG-4 AAC、HDR10+などの最新映像・音声フォーマットに対応。薄いのに、HDMIは6入力、1出力と豊富に備えている。入力の内1系統(HDMI 6)、出力1系統が、8K/60pおよび4K/120pのパススルーに対応。さらに、6入力/1出力が全部、著作権保護技術の「HDCP 2.3」に対応。衛星放送やインターネットを通して配信される4K/8K Ultra HDコンテンツにもバッチリサポートしている。

もちろん、オブジェクトオーディオのDolby Atmos、DTS:Xなどもデコード可能だ。

背面端子部

「でも、お高いんでしょう?」と思いきや、前述の通り9万円と、そこまで高価ではない。この絶妙なバランスが、今回の企画にマッチしている。さらに後述するが、初心者向けのサポート機能も充実しているので、初めてAVアンプを買うという人にも、安心できるモデルになっている。

リーズナブルでも高音質なDALI「SPEKTOR 1」

DALI「SPEKTOR 1」

組み合わせるスピーカーも、コンパクトさと、購入しやすい価格を重視。DALIの「SPEKTOR 1」をチョイスした。コストパフォーマンスの高さで人気のあるDALIの中でも、特に人気のあるモデルで、お値段はペアで32,000円と非常にリーズナブルだ。

外形寸法は140×195×237mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kgと、コンパクトな2ウェイブックシェルフ。ユニットはウッド・ファイバー・コーンの115mm径ウーファと、21mmシルク・ドーム・ツイーターで構成している。

ツイーターの振動板には、超軽量なシルク繊維を採用。その軽さを活かし、高速なピストンが可能で、高い精度での高音を再生できる。また、高音域の中でも低い部分、ミッドレンジに近い部分も美しく再生でき、ツイーターとウーファのシームレスな繋がりにも配慮している。

なお、用意したスピーカーは2台だけ。要するにステレオで再生する。AVアンプの「NR1711」は7chアンプなので、もっとスピーカーを追加して拡張する事も可能だが、ぶっちゃけそれは後でもいい。まずは2chでも、しっかりしたスピーカーとAVアンプで再生してみれば、映画の体験はずいぶん違うものになるハズだ。

また、NR1711にはバーチャルサラウンド機能として、「Dolby Atmos Height Virtualizer」と「DTS Virtual:X」に対応している。これは、ハイトスピーカーやサラウンドスピーカーを設置していない、ステレオなどの環境であっても、高さ方向を含むサラウンドをバーチャルで再現できるもの。こうした最新技術を活用すれば、少ないスピーカー数で、よりリッチな体験ができる。

AVアンプが初めてでも安心のサポート機能

用意した機材

では、NR1711とプロジェクターを接続しよう。ここで1つ、注意がある。本体のみで完結するモバイルプロジェクターとAVアンプを接続する際は、モバイルプロジェクターを“メディアプレーヤー”として使わず、純粋なプロジェクターとして使う。具体的には、背面にあるHDMI入力端子と、AVアンプ側のHDMI出力端子をケーブルで接続する。

Nebula Capsule II背面にあるHDMI入力端子

こうすると、プロジェクターは、自分の内部に搭載しているアプリで映像再生するのではなく、“AVアンプ側から送られてきた映像を投写する”役割になる。そのため、プロジェクター内蔵アプリの代わりに、映像配信サービスなどを受信・再生してくれるデバイスが必要になる。オススメは、セールなどでかなりお得に買えるAmazonのFire TVシリーズだろう。

今回はFire TV Cubeを用意。これをAVアンプのHDMI入力に接続した。整理すると、Fire TV Cubeから出力された映像・音声をAVアンプに入力。AVアンプ+スピーカーが音を再生しつつ、AVアンプから映像だけがポータブルプロジェクターへ伝送され、プロジェクターがそれを投写するという流れだ。

プレーヤーとしてFire TV Cubeを用意

機器が増えて面倒に感じるかもしれないが、実は良い事がある。モバイルプロジェクターの内蔵プロセッサーはそこまで高速ではないので、映像配信サービスのアプリを操作している時に、どうしてもカーソルが遅れたりして、ストレスが貯まる事がある。

一方で、Fire TV Cubeのような強力なプロセッサーを搭載したメディアプレーヤーは、全てがサクサクでストレスフリー。この違いは実際に体験すると大きく、「あの作品のあのシーンだけ見たい」と早送りしている時や、面白そうな作品をザッピングで探している時に恩恵をヒシヒシと感じる。

“モバイルプロジェクターの動きがモッサリで、イライラして使わなくなった”という人がいたら、このようにFire TVシリーズと組み合わせ、プロジェクター機能のみを使うという割り切りもアリだ。

NR1711のセットアップアシスタント画面

AVアンプとスピーカーの接続は、初めての人にはハードルを感じる部分かもしれない。ただ、NR1711の場合はかなり楽だ。ぶっちゃけ、プロジェクターとHDMIで接続ができていれば、説明書は一切開かなくてもセットアップできてしまう。

その理由は、セットアップで何をしたらいいのか、全部投写画面で説明してくれるからだ。それも、素っ気ないウィザードではなく、スピーカーケーブル先端の“剥き方”まで、アニメーションイラストを交えて説明してくれる親切ぶり。

アンプ背面のスピーカーターミナルもカラフルに色分けされており、どの端子に、どのケーブルを繋げばいいか一目瞭然だ。

イラストやアニメーションで丁寧に接続方法を解説してくれるので安心感がある

接続後の複雑な設定も不要。専用マイクを使ったオートセットアップ機能「Audyssey MultEQ」を搭載しており、フロントの端子に付属のマイクを繋ぎ、スピーカーからの音を最大6ポイントで測定。スピーカーとリスナーの距離、レベル、サブウーファのクロスオーバー周波数を最適な状態に自動で設定してくれる。

測定用マイクは、ユーザーの耳のあたりに固定する必要があるが、なんと、設置用のスタンドまで付属という手厚いサポート具合。紙製の組み立て式だが、組み立て自体は簡単なので数分で終わるだろう。ナビに沿って測定を開始すると、スピーカーから「ビュイ、ビュイ」という音が出て測定完了だ。

測定用マイクに加え、マイク設置用のスタンドまで付属している

あまりにも“次元の違う音”

まずはステップアップ前、「Nebula Capsule II」内蔵スピーカーの音を聴いてみよう。コンテンツはNetflixのアクション映画「タイラー・レイク 命の奪還」のスラム街での戦いや、アニメ「呪術廻戦」7話の五条悟「少し、乱暴しようか」シーン。

いずれも迫力ある低音が含まれているシーンだが、Capsule II内蔵スピーカーではほとんど低音は感じられない。音の広がりも限定的で、プロジェクターを右手側に置いて鑑賞したのだが、「右から音が鳴っている」と感じてしまう。つまり、見ている自分を包み込むようなサラウンド感も無い。

小さなプロジェクターにスピーカーを内蔵しているので、音が広がらないのは仕方のないところ。低音に関しても、このサイズの筐体で、プロジェクターを内蔵した残りの空間にスピーカーを内蔵しているので、あまり高望みはできないだろう。とはいえ、最近は小型のBluetoothスピーカーでも、なかなか迫力ある低音を再生するモデルもあるので、もう少し頑張って欲しいところだ。

もう1つ不満なのは、音色だ。おそらく筐体の響きなのだと思うが、キャラクターの声にも、BGMにも、爆発音にも、同じ響きが乗っていて、悪く言うと“全部同じ音”に聞こえる。俳優や声優によって声はもちろん違うのだが、その違いが聞き取りにくい。この状態で、もっと迫力が欲しいと音量を上げると、情報量が少ない状態でボリュームだけアップするので、サウンドが“うるさく”感じられてしまう。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

では、NR1711+SPEKTOR 1のサウンドに切り替えてみよう。

呪術廻戦の再生ボタンを押した瞬間に、音が変わったとか、低音が出たとかそういうレベルではなく、まったく世界が変わる。あまりに変わり過ぎて、メモをとる以前に「何が起こったんだ」と爆笑してしまう。

低音はしっかりと沈む、重い音がズシンと響く。バトル中の打撃音、「タイラーレイク」の銃撃戦の「ズドドド」という骨太なサウンド、迫力がまったく違う。驚くのは、音が変わっただけなのに、映像がまったく違って見える事だ。爆発シーンでも「スカーン」と軽い音が響くのと、「ズゴーン!!」という肉厚で重い低域が吹き寄せてくるのでは、同じ映像から受けるインパクトが大幅にアップするのだ。つくづく映画は映像と音声で構成されているものだと感じてしまう。

低域がしっかり出るので、男性の太い声や、倍音の響きもまるで違う。具体的には、五条悟役・中村悠一氏の色気や、漏瑚(じょうご)を演じる千葉繁氏の低くうなるような声の凄みが、NR1711+SPEKTOR 1ではじっくり味わえる。

戦闘シーンのBGMが背後に流れ、キャラクターたちの声がその手前にあり、その周囲に呪術を発動する時のSEが浮かぶ。NR1711+SPEKTOR 1で聴くと、こうした空間の奥行き・広がりもしっかりと展開するため、同じ映像なのに、奥行きが生まれたように感じられる。しっかりと屋外の、どんな空間で戦っていて、いまキャラクターがどう動いているのかが、音でしっかり表現できているわけだ。

「タイラーレイク」のスラム街バトルシーンでも、この“空間の変化”がしっかり味わえる。ハンドガンを撃った時に、室内では「パンッ」という銃撃音がそこまで広がらず、こもった感じになるのだが、室内から外に向かって撃った時は「パシュン! シュンシュン……」という感じに、銃撃音の直接音と、それが外に広がり、スラム街の壁に反響していく様子まで見える。Capsule II内蔵スピーカーを聴いていた時は、こんなに凝ったサウンドになっていたとはまったく気が付かなかった。

この音ならば、ライブ映像などもじっくり楽しめる。Netflixで最近、Perfumeの映像作品「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」の配信がスタートしたので見てみたが、打ち込み楽曲の重なり、歌声、それらが広いライブ空間に響いていく様子などが、リアリティたっぷりに聴ける。そもそもCapsule IIでは音楽を聴く気にならなかったのだが、NR1711+SPEKTOR 1であれば、立派なオーディオ機器クオリティで音楽が楽しめる。

それにしても、映画もアニメもライブも、2chスピーカーで十分“音に包み込まれる”感覚が味わえる。5.1chスピーカーを用意しないとホームシアターはスタートできないみたいなイメージがあるが、空間表現に優れたスピーカーと、それをキッチリドライブできるNR1711のようなアンプを用意すれば、2chでも大満足のサウンドが味わえる。

将来的に、このサウンドに物足りなくなった時が来たら、さらに買い足せば拡張できる。ただ、多くの人は現時点でも「2chでこんなスゴイ音が楽しめるのか」と驚くクオリティだろう。

映像を見ない時は、高音質なコンポとして

それにしても、音が別次元にグレードアップすると、映像の楽しさがここまで向上するというのは驚きだ。モバイルプロジェクター単体の時は「暇だからNetflixで見るか」くらいのノリだったのだが、NR1711+SPEKTOR 1を体験してしまうと「よーし、今晩はどの映画を見ようか」と、その時間を、だいぶ前からワクワク楽しみにするような心境の変化が起こる。

逆に言えば、一度体験すると、もはやショボい音で映画を見るのが、損をしている気分になって耐えられなくなる。悩ましい話ではあるが、鑑賞中の満足度を考えれば、価値ある投資だと感じる。

一方で、ポータブルプロジェクターの利点である「手軽さ」がスポイルされてしまうというのは確かにある。プロジェクターは今まで通り、使わない時に仕舞ってしまえばいい。だが、薄型とはいえ、AVアンプやスピーカーを頻繁に片付けるのは現実的ではない。

Amazon Music HDの音楽を再生しているところ

そこで、発想を転換。“使わない時に仕舞う”のではなく“毎日使う”にしてしまうと良い。というのも、NR1711はワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーを内蔵しており、このアンプだけで、音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオ、LAN内のNASなどに保存した音楽ファイルが再生できてしまう。要するに“ネットワーク音楽プレーヤーが中に入ってるアンプ”なのだ。AirPlay 2とBluetooth受信にも対応しているので、スマホと手軽に連携も可能だ。

つまり、音楽配信サービスから好きな音楽を再生したり、スマホで聴いている曲をワイヤレスでAVアンプに飛ばして聴く、立派なオーディオシステムとして使える……というわけだ。

実際に、Amazon Music HDのハイレゾ楽曲をスマホのアプリを操作し、NR1711から再生してみたが、素晴らしい音だ。当然ながら、一体型Bluetoothスピーカーとは次元の違う、もっと言えば、昔のミニコンポなども太刀打ちできない、本格的なオーディオのサウンドだ。

ハイレゾ楽曲の魅力は情報量の多さだが、それをキッチリ再生するには当然SNの良いアンプが必要になる。NR1711は、DSPやネットワーク、USBなどのデジタル回路への電源供給には専用のトランスを使用し、アナログ回路と干渉しないようにしたり、電源回路の動作周波数を高速化してスイッチングノイズを可聴帯域外へシフトさせたり、回路間のノイズの飛び込みを抑えるためにシールドを徹底したりと、オーディオ機器のノウハウが投入されており、その成果が出ている。“薄型でも中身はガチ”な証拠と言えるだろう。

もちろん、スマホにradikoアプリを入れて、ラジオをクリアな音でBGM的に流す……なんて使い方も良い。“リモートワークでラジオを聴くようになった”という人も多いと思うが、良いアンプ+スピーカーで聴くラジオはかなり良いもので、オンエアされた新しい音楽との出会いも、より感動が深くなる。

昼間はそんな風に使い、映画やアニメを楽しみたくなったら、プロジェクターを繋いで大画面と迫力サウンドを楽しむ……という使い方だ。映画やアニメでなくても、例えばSwitchのようなゲーム機を大画面で楽しむ、なんてのも楽しいだろう。

ホームシアターというと、どうしても「大金と広いスペースが必要なもの」という印象があるが、手軽なポータブルプロジェクターに、幾つか機器を買い足していくだけでも、かなりスゴイ体験ができる。それと同時に、日常で使える高音質なネットワークオーディオ環境まで構築できる。こんな楽しみ方も、今どきのオーディオ&シアターならではだろう。

(協力:ディーアンドエムホールディングス/マランツ)

山崎健太郎