レビュー

これだけ音の良いサウンドバーは他に無い! B&Wの本気「Panorama 3」

B&W「Panorama 3」

サウンドバーは、現代では薄型テレビ用の代表的なスピーカーになった。本格的なホームシアターが、AVアンプを中心として複数のスピーカーを配置する必要があるのに対し、サウンドバーは基本的にテレビの前に置いた1個のスピーカーだけでサラウンド再生までこなしてしまう。リビングに沢山のスピーカーを置けない、特に部屋の後方設置が難しい多くの人に受け入れられてきた。今やDolby Atmos対応機も増えてきたし、ソニーやボーズといったメーカーから10万円を超える高級機も登場。Bluetooth受信もでき、ネットワーク対応で音楽・動画配信サービスでも使えるなど、リビング用オーディオとして十分以上の機能を持っている。

そうした流れのなかで、B&Wから久しぶりの日本でのサウンドバー登場となったのが「Panorama 3」(オープンプライス/実売15万円前後)。型番の末尾の「3」は3番目のモデルという意味で、初代の「Panorama」は2009年に発売。日本でも販売されていたが、オーディオ専門店というよりは、高級インテリアを扱う店舗のみでの販売で、知名度はあまり高くなかった。Panorama 2でHDMI入力を備えたが、このモデルは日本では発売されず。国内でもサウンドバーの高級機市場が形成されつつある今、改めて最新モデルのPanorama 3が日本でも発売になったわけだ。

モダンで質感豊かなデザインとシンプルな操作性

B&W「Panorama 3」

さっそくPanorama 3をお借りして、自宅の視聴室にセットアップしてみた。横から見ると平たい六角形のスリムなバー形状だが、エッジは緩やかにラウンドしていて無骨さはなく、モダンなデザインは薄型テレビとの組み合わせやリビングルームのインテリアとよく調和しそうなデザインだ。

サイズは横幅1,210mm、高さ65mm、奥行き140mmと大画面テレビとの組み合わせを想定している。55型や60型以上の薄型テレビとマッチするサイズ感だ。壁掛けも想定しており、製品自体に壁掛け用の金具も同梱されている。

65mmと、かなり薄い

Dolby Atmosにも対応し、前方に3chのスピーカー(それぞれ2ウェイ3スピーカー構成)を配置し、上面の両端には最適な角度に調整されたDolby Atmosイネーブルドスピーカーを配置。その内側に、サブウーファーが上向きで配置されている。構成としては3.1.2chだ。

フラッシュ撮影すると、ユニットの位置がわかる。外側に配置しているのがDolby Atmosイネーブルドスピーカーで、角度をつけた配置になっており、斜め上に向かって音を放出しているのがわかる

B&Wらしいこだわりとしては、すべて円形のドライバーを使用していること。コンパクトなシステムで採用例の多い楕円形のスピーカーは、高速なピストンモーションで歪みが出てしまいがちになるため、使用しないということだ。合計13個のスピーカーを駆動するアンプは、総合出力400WのクラスDアンプだ。また、筐体は密閉型となっていることもサウンドバーとしては珍しい点と言える。

入力端子はシンプルで、eARC対応のHDMIを1系統、光デジタル音声入力、ネットワーク端子、サービス用のUSB-C端子だけ。基本的にはHDMIケーブル1本で接続できる簡単な使い勝手を意識している。

入力端子部

上面の中央にタッチ式の操作ボタンを持つが、音量調整、再生/一時停止といったシンプルな構成で、リモコンも付属しない。ネットワーク機能の設定や操作などは「Bowers & Willkins Musicアプリ」で行なう。このあたりもシンプルな使い勝手に徹したものとなっている。

通常は何も表示されていないが、手をかざすとボタンが浮かび上がる

ネットワーク機能としては、DeezerやTuneInといった音楽配信サービスやインターネットラジオに対応。96kHz/24bitまでのハイレゾ音源の再生が可能だが、現在のところ、Amazon Music HDやApple Musicには対応していないので、Deezer HiFiの44.1kHz/16bit再生やaptX Adaptiveの48kHz/24bit再生が事実上の上限となっている。

Bowers & Willkins Musicアプリの音楽サービスの追加画面。DeezerやTuneInといったサービスのほか、海外のサービスやインターネットラジオに対応している
音楽サービスはこのほかに、last.fm、NTS、SOUNDCLOUDにも対応する

このほかのネットワーク機能としては、音声コントロール機能のAlexa Built-inに対応。Soptify ConnectやAirPlay 2にも対応。BluetoothはaptX Adaptiveにも対応と十分な機能性を持つ。

また、「Bowers & Willkins Musicアプリ」では今後のアップデートでマルチルーム再生にも対応予定。ただし、同じアプリで操作できるFormation Suiteシリーズとの連携はできず、Formation Suiteシリーズをリアスピーカーとして使うことはできない。Panorama 3はあくまでも“サウンドバー1本で完結したスピーカー”として作られているようだ。

Bowers & Willkins Musicアプリのamazon alexaの設定画面。アカウントの設定などを行う

以上のように、HDMI(eARC)で最新の薄型テレビを組み合わせれば、テレビ側で内蔵する動画サービスの音声もDolby Atmos音声を含めて楽しめるし、AirPlay 2でスマホなどを使って音楽配信サービスも幅広く楽しめる。結果的にはサウンドバーの高級機として十分な機能を備えているのがわかる。

一方で、これまでの日本のサウンドバー市場のトレンドからすると、高級機でHDMI入力を備えていないのは物足りないし、AirPlay 2では、ロスレス音源やハイレゾ音源をそのままの品質で楽しめないのも気になる。この点では、国内メーカーの製品が極めて高機能であり、それに比べるとPanorama 3はかなり合理的な考え方で作られていると感じる

ただ、これはB&Wだけに限らず、他の海外メーカーも同様の考え方の製品を出しているので、今後はこちらが主流になるとも思える。

一方で、こういった細かな機能性までケアされていないと、「肝心の音質も、テレビ用お手軽スピーカーとして“そこそこ”でいいと、考えられているのでは?」と心配する人もいるだろう。筆者自身も、高級機ではあるが、あくまでリビング向けお手軽スピーカーなのでは? と訝しんでいた。

だが、それは大きな間違いだった。

音はガチンコHi-Fiサウンド。これだけ音の良いサウンドバーは他に無い!

試しに音を出してびっくりした。なお、薄型テレビはREGZAの「55X8900K」をお借りして、HDMI(eARC)接続している。55X8900KはHDMI設定で、eARCモードに切り換える必要があるが、こちらもきちんと設定済み(初期設定はARCモード)。これにより、テレビ内蔵の動画配信サービスでDolby Atmos音声が伝送できるのは当然(ARCでも伝送できる)として、HDMI入力に接続した外部のUHD BDプレーヤー、パナソニック「DP-UB9000」の音声もDolby AtmosのままeARCで伝送できる。

「DUNE」再生時のアプリの画面。Dolby Atmos音声をきちんと認識していることがわかる

試しにテレビ放送の音声をちょっと聴いただけでその片鱗には気付いていたが、「Bowers & Willkins Musicアプリ」をインストールしたiPhone 7を使って、Amazon Music HDでハイレゾ品質の音源を再生してみた。前述したように、AirPlay 2ではハイレゾのまま伝送はできない。

それでもかなり良い。「宇多田ヒカル/BADモード」から「One Last Kiss」を聴いたが、包囲感のあるシンセサイザーのメロディーも豊かに広がるし、ボーカルの定位もクリアで鮮明に浮かび上がる。ステレオ音声の入力時ではイネーブルドスピーカーは動作しない仕様とのことだが、最適な音質調整が行なわれているようで、目の前にあるサウンドバーから音が聞こえず、隣に置いてあるB&W「マトリックス801S3」から音が出ているかのような広大で雄大なステレオ音場が現れた。

Bowers & Willkins Musicアプリの設定画面。音質調整などの機能もシンプルで、高音と低音の調整(いわゆるトーンコントロール)しかない
同じく、HDMIと光デジタルの設定。HDMIではCEC機能などの設定だけで、基本的に設定をいじる必要はない
隣の「マトリックス801S3」から音が出ているのではと思うような雄大なサウンドが広がる

間違えて801S3からも音が出ているのかと確認したが、アンプの電源も入っていないし、耳を近づけても801S3から音は出ていない。横幅1.2mと、ワイドなサウンドバーとはいえ、約2.5mの距離で配置しているスピーカーでの再生と変わらないステージ感が得られるのにも驚いた。

そしてなにより、“音質がB&W”なのだ。音質的にニュートラルというか、色づけを一切しないストレートな音だ。AirPlay 2だから、いつも801S3で聴いているハイレゾ音源そのままの再生と比べて、多少の落差はあるとわかるが、普段からじっくりと聴き込んだ曲だからわかる差異だし、ふつうに音楽を楽しむ気持ちで聴いていれば、十分以上に優れた音だ。美しいデザインのサウンドバーからガチンコのHi-Fiサウンドが出て、脳がバグるというか、戸惑ってしまう。これだけの音の実力が高いならば、いずれAmazon Music HDやApple Musicにも対応して欲しいとも思うが、もはやそれは言うまい。

「B&Wの音がする」というのは、古い世代のモデルである801S3と同じ音がするわけではないし、30cmウーファーの低音はさすがに出ない。筆者はサブの小型スピーカーとしてB&W 607も所有しているが、世代も比較的新しいため音の傾向はこちらに近い。色づけがなく情報量豊かな音色と広大な音場感はとてもよく似ているし、何より低音の質の高さに感心する。サウンドバーだから映画の重低音など、低音がしっかりと鳴るのは当たり前で、ローエンドの伸びや解像感までB&W 607と比べて遜色がないのだ。別体のサブウーファのないサウンドバー1本の構成としては信じられないレベルの低音が出る。

一例をあげると我が家の視聴室は、大音量では60Hzくらいから、普段の試聴時の音量だと50Hz以下の低音が十分なレベルで再生されると床がわずかに震え出す。これは部屋の形状や強度などを含めた共振であるため、測定器ほどではないけれど、60Hz以下の低音までしっかりと鳴っていることが確認できるわけだ。

Panorama 3でも床が震えた事は圧巻。これまではサウンドバーで床が震えたことはない。サウンドバーは別体式のサブウーファでもそこまでの低音が出るモデルはあまりない。だいたい60Hzまで出れば十分優秀で、多くのモデルがバスレフ型でもあるため、あとはかなり急激に減衰し、床を震わせるようなエネルギーは出ない。Panorama 3は密閉型なので最低共振周波数より下の音も急激な減衰はしないのでローエンドの伸びは優れる。しっかりと鳴らせばかなり低音が出る。

何か凄いサウンドバーに出会ってしまったかもしれない。そんな予感を感じながら「DUNE」を見た

よろしい。ではこちらも本気で相手をしよう。などと偉そうなことを思いながら、DP-UB9000に「DUNE」をセット。「DUNE」は決して爆音映画ではない。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の映画は、「メッセージ」にしろ「ブレードランナー2049」にしろ、静かなイメージさえある。だが、特に「DUNE」はとんでもないレベルの低音が入っている。

“爆発音とか銃撃音が凄い”というアクション映画にありがちな音は、むしろおとなしいくらいで、その場の空気感を伝える暗騒音が凄いのだ。砂の惑星での大規模な嵐の中に突入する場面はもちろん、冒頭でアトレイデス侯爵らの艦隊が砂の惑星アラキスへ到着するシーンは、その艦船も猛烈にでかいが、その巨大さを音にならないようなレベルの暗騒音が頭上から迫ってくることで圧迫感をダイレクトに身体に伝えてくる。石造りでできた広大な宮殿での足音の響きなど、低音の使い方が絶妙にうまく空間の広さや狭さを低音の響きをコントロールすることで表現している。もちろん音楽もスケールは雄大で、その安定した舞台の上でさまざまな楽器が自在に美しい旋律を描きだす。

というわけで、「DUNE」は再生が難しいというより、優れた音のシステムでないと雄大で饒舌な映像のスケールに音が負けてしまい、面白さが半減してしまう代表のような映画だ。

まずは低音の再生能力が大事だが、もちろんダイアローグをしっかりと再現できなければ映画の音ではない。また、サラサラと音をたてる砂の音、そういった細かな音まで鮮明に再現することも重要だ。だから、試聴記事での使いどころに迷っていた。並のサウンドバーでは力不足で低音が足りないとか、スケール感がコンパクトなどと言わざるを得ないし、サウンドバーには荷が重いと思って今回も使えないと取材前は思っていた。

だが使う。Panorama 3ならば「DUNE」を満足できるレベルで再生できるに違いない。確信したというより、何か凄いサウンドバーに出会ってしまった予感と、その限界を試してみたいと思ったからだ。

まずは、惑星アラキスへ向けて先遣隊が出発する場面。海底から予想以上にでかい艦船が浮上する場面だが、海面がざわめいて水面にうっすら戦艦の一部が見えてくる前から、周囲は不穏な雰囲気に包まれている。大きな波が起きるときの唸るような音が空間全体を包んでいるためだ。

この、慣れていないと何の音かわからない、慣れていると地震がくる前の予兆がわかるようになる空気のゆっくりとした力強い動きをPnanorama 3はなかなかのレベルで再現した。これは凄いことだ。これだけ低音のエネルギーが凄いのだから、柔なラックに置くのは禁止。きちんと対策しないと階下や周囲へ迷惑になるかもしれない。このあたりの設置はHi-Fiスピーカーと同じレベルで徹底した方がいい。

試聴室の場合、いつものテレビ台では重しとなる55X8900Kと一緒に置いてまったく強度不足で、ビリビリと振動するし音も不明瞭になる。また、ラックの高さが低めでしかも視聴位置にあるソファは801S3に合わせて少し高さを持ち上げているので、さすがにPanorama 3の位置が低すぎると感じた。スピーカーから音が出るような鳴り方をしないのはDolby Atmosのサラウンド再生ではさらに顕著になるが、それでもダイアローグの定位する位置の高さが低い。

試しに床に直に座ってPanorama 3の高さが耳の高さにくらべてあまりにも下過ぎないようにすると、ダイアローグの位置の高さ感も違和感がなくなるようなので、置き台をTAOCの鋳鉄製スピーカースタンドにした。高さを持ち上げたせいで、Panorama 3は完全に55X8900Kの前に重なってしまうし、あまりカッコイイ置き方ではないが、実力をフルに聴くためには仕方がない。

TAOCの鋳鉄製スピーカースタンドの上に設置

Panorama 3には、いわゆる自動音場補正機能などはない。これは部屋の反射などを利用しないタイプなので、Panorama 3の正面に座ればそれだけできちんとした音場が得られるように調整されているとのこと。初期設定などで面倒な手間をさせたくないという合理的な発想でもある。正直それできちんとした音場を再現できるのかという心配もあったが、その点は視聴位置の耳の高さとPanorama 3を置く位置の高さをなるべく近づけるようにすればまったく問題はなかった。

サラウンドのしかもDolby Atmosの音場の再現はどうかというと、高さ感もしっかりと出るし左右の広がりはまったく不満なし。常設の801S3を中心としたスピーカーでの再生と遜色のない広さとスケール感が得られる。肝心の後方の再現は自分の真横よりやり斜め後ろくらいまではきちんと定位する。時計の針で言うと、12時の方向にテレビがあるとして、4時の位置と8時の位置くらいまでは音が定位するイメージだ。

低音がかなり下の帯域までスムーズに出るので包囲感も十分にあり、感覚としては真後ろの音が不足している感じになる程度だ。リアスピーカーの追加もできないサラウンドバー1本の製品としては十分に優秀だ。バーチャルサラウンドによる位相の乱れた感じや違和感もあまりなく、慣れてしまえば気にならなくなるレベルだ。

だから、巨大な砂嵐に突入する場面でも荒れ狂う暴風にさらされている感覚が十分に味わえる。ビリビリと震え、分解しそうな音さえする飛行機の嫌な感じの音も上下左右のあらゆる方向で鳴るし、場面としての緊迫感がしっかりと伝わる。広大な砂漠を眺めるような、圧倒的なスケールの大きな映像の場面もその場にふさわしい広大な空間が感じられるし、それとは異なる広い宮殿内の広さ感、追っ手から逃れるときの狭い通路など、巧みに計算された空間再現をあますところなく感じられる。

「もう、サウンドバーでいいんじゃないかな」と思ってしまう本格派

「DUNE」を見ていて、映画の後半には「サウンドバーで再生していいる」事をほとんど意識していなかった。B&Wって、サウンドバーでも目指す音はHi-Fiスピーカーと同じなんだな、とか、当たり前と言えば当たり前のことを思ってしまった。

音の傾向の例としてB&W 607をあげたが、ステレオ再生だけでなく、サラウンド再生としても607を使った3.1.2chのシステムに近い品質の音だと言っていい。そう考えると15万は安いとさえ言えるかも。設置をきちんと行なう必要はあるが、基本的にはテレビの前などに置くだけ。配線もHDMIケーブル1本。サブウーファーやリアスピーカー追加の必要もなく、テレビ放送や映画などならテレビのリモコンだけで操作できてしまう。

使い勝手の容易さや設置のしやすさなどはサウンドバーの大きな長所だが、一体型ということで音質的には不利だと思っていたが、今はそれすら解決されてしまった。こうなると、「リビングでのホームシアターはサウンドバーでいいんじゃないかな」と真面目に思ってしまう。

だからと言って、すでに構築されているAVアンプと複数スピーカーによるシステムの意味が無くなるわけではない。“サウンドバーは入り口で、その先に5.1chや5.1.2chホームシアターがある”のではなく、“それぞれが別のジャンル”という気になってくる。

HDMI(ARC)接続という点で、プロジェクターを使っている環境では導入が難しいし、従来のサラウンドシステムの地位が揺らぐことはない。お金も時間もかかるが、より映画館に迫る音が得られる可能性が高い。ただし、そこまでする人は決して多くないし、生活空間ではよりシンプルなシステムの方がありがたい。そういった意味で、音質に優れたサウンドバーは家庭用としては最適だ。

「サウンドバーを下に見るのはもうやめよう」と個人的に強く思った。もちろん、今はまだこの考えに異論を持つ人は少なくないだろう。「サウンドバーで、音質的にもサラウンド再現にも満足できるはずがない」と思っている人も多いと思うが、そんな人こそPanorama 3の音を聴いてみてほしい。上品な薄型デザインとは裏腹に、その音は衝撃的だ。

(協力:ディーアンドエムホールディングス)

鳥居一豊

1968年東京生まれの千葉育ち。AV系の専門誌で編集スタッフとして勤務後、フリーのAVライターとして独立。薄型テレビやBDレコーダからヘッドホンやAVアンプ、スピーカーまでAV系のジャンル全般をカバーする。モノ情報誌「GetNavi」(学研パブリッシング)や「特選街」(マキノ出版)、AV専門誌「HiVi」(ステレオサウンド社)のほか、Web系情報サイト「ASCII.jp」などで、AV機器の製品紹介記事や取材記事を執筆。最近、シアター専用の防音室を備える新居への引越が完了し、オーディオ&ビジュアルのための環境がさらに充実した。待望の大型スピーカー(B&W MATRIX801S3)を導入し、幸せな日々を過ごしている(システムに関してはまだまだ発展途上だが)。映画やアニメを愛好し、週に40~60本程度の番組を録画する生活は相変わらず。深夜でもかなりの大音量で映画を見られるので、むしろ悪化している。