ニュース

Inter BEE 2018内で「デジタルコンテンツEXPO」を併催。11月14日開幕

Inter BEE 2017の模様

 例年11月に開催される放送や通信のプロフェッショナル向け展示会「Inter BEE」。2018年の「Inter BEE 2018」は、11月14日から16日まで開催され、12月スタートの新4K/8K衛星放送関連や5G関連の展示を予定。3月1日から出展申込受付を開始した。また、これまで日本科学未来館で開催されてきた「デジタルコンテンツEXPO」がInter Bee内で同時開催されることとなった。

 Inter BEEは、メディア&エンターテインメント分野の新たなユーザ体験を提示する場として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、「つくる(制作)」「おくる(伝送)」「うける(体験)」の要素を網羅した「メディア総合イベント」への発展を目指す。

 その一環として、これまで日本科学未来館で開催されてきた「デジタルコンテンツEXPO」(主催:一般財団法人デジタルコンテンツ協会)をInter BEE会場内で同時開催。VR、AR、MR、3D、CG、AI、IoT、ドローン、ロボティクス等、コンテンツの制作支援や表現を豊かにする多様な技術を紹介し、未来の体験や、コンテンツ技術のメディア&エンターテインメント分野への活用を促進させる。

日本科学未来館で開催された「デジタルコンテンツEXPO 2017」

 またInter BEE 2018では、2018年12月1日に開始される新4K8K衛星放送の周知・広報や、放送・通信事業者やコンテンツ制作者に向けた映像・音響に関する新技術の提案を進めるほか、5Gのユースケースとして期待されるメディア&エンターテインメント分野での活用の可能性を訴求する。

 なお、昨年のInter BEE 2017は、はじめて幕張メッセ1~8ホールの全館を使用し、1,139社が出展。開催3日間の来場者数は38,083名と、過去最多の規模となった。